サプライヤ登録承認の設定
次の事前構成済コンポーネントによって、サプライヤ登録承認設定が容易になります。
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登録承認タスク
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ステージ
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参加者
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シード済承認ポリシー
サプライヤ登録承認タスクにアクセスするには、「設定および保守」作業領域で次に移動します。
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オファリング: 調達
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機能領域: 承認管理
サプライヤになることに関心がある企業の外部ユーザーが発行した登録用の承認ルーティング・ルールを構成するには、タスク: 「サプライヤ登録承認の管理」を使用します。
企業にかわって内部ユーザーが発行した登録用の承認ルーティング・ルールを構成するには、タスク: 「内部サプライヤ登録承認の管理」を使用します。
この図は、Oracle Supplier Portalで実行されるシード済サプライヤ登録承認ステージを示しています。

シード済ステージで構成される承認ルールは、次の順序で実行されます。
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最初のステージの承認
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第2ステージの承認(最初のステージの承認がすべて完了した後にのみ実行されます。)
この図は、最初のステージの承認を示しています。

この図に、最初のステージの承認がすべて完了した後に実行される第2ステージの承認を示します。

承認ステージ
サプライヤ登録要求をレビューするための承認は、柔軟な2ステージ・プロセスで行われます。
各ステージ内に、ルール・ベースのシード済参加者が3つあります。 ルーティング・タイプ(監督、ポジション、ジョブ・レベル、シングル・ユーザー、およびユーザー定義の承認グループ)を選択して、承認のために文書を受け入れる資格がある承認者のリストを構成できます。
すべてのシード済ステージおよび参加者を使用する必要はありません。 「承認の管理」タスク・ページで未使用の参加者を選択し、「使用不可」ボタンをクリックすることによって、未使用の参加者を使用不可にできます。
無効なルールまたは参加者は評価されません。 たとえば、参加者がすでに無効になっている場合、その参加者内のルールは評価されません。 無効なルールについても同様です。
最初のステージの承認
参加者ごとに承認ルーティングの動作が異なるため、サプライヤ登録承認要件に基づいて、どのシード済参加者に承認ルールを構成するかを選択します。
3つのシード済参加者は次のとおりです。
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パラレル承認(最初の応答者が獲得)
識別されたすべての承認者がパラレルに承認の通知を受け取ります。 要求を承認または否認する最初の応答者が、残りのすべての承認者の結果を定義します。
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パラレル承認
識別されたすべての承認者がパラレルに承認の通知を受け取ります。 すべての承認者からの承認が必要です。
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シリアル承認
承認は、シリアルにルーティングされます。 承認は、承認者から承認者へと順次に完了します。
第2ステージの承認
シード済参加者は、同じようなルーティング・プロパティを持つ最初のステージの参加者に似ています。
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パラレル承認(最初の応答者が獲得)
識別されたすべての承認者がパラレルに承認の通知を受け取ります。 要求を承認または否認する最初の応答者が、残りのすべての承認者の結果を定義します。
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パラレル承認
識別されたすべての承認者がパラレルに承認の通知を受け取ります。 すべての承認者からの承認が必要です。
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シリアル承認
承認は、シリアルにルーティングされます。 承認は、承認者から承認者へと順次に完了します。
シード済承認ポリシー
次の承認ルールがシードされます。
承認ルールは、最初のステージの参加者(「パラレル承認(最初の応答者が獲得)」)にシードされます。 シード済ルールは変更または削除できます。
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サプライヤ登録に見込みサプライヤのビジネス関係が含まれる場合、サプライヤ管理者にルーティングします。
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サプライヤ登録に費用承認済サプライヤのビジネス関係が含まれる場合、サプライヤ・マネージャにルーティングします。
サプライヤ・マネージャは調達エージェントで定義されたユーザーから導出されます。 登録が作成されたBUの「サプライヤの管理」機能を持つすべての調達エージェントは承認通知を受け取ります。
新しいルールが構成されていない場合でも、シードされたルールは、削除されないかぎり実行されます。
シード済ルールは、いつでも変更または削除できます。