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変更リクエスト承認属性として調達BUおよび銀行を使用

調達BU属性と銀行属性を使用して承認ルーティング・ルールを作成するには、説明に従って追加の考慮事項が必要です。

銀行口座は、3つのレベルのいずれかで定義できます: サプライヤ・ヘッダー、サプライヤ住所およびサプライヤ・サイト。 調達BU承認ルーティング属性を使用して、サイトに関連付けられた調達BUに基づいてサプライヤ・サイト銀行口座への変更をルーティングできる承認ルールを作成します。

承認ルーティング・ルールで承認属性として使用される調達BUは、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルで定義および変更される銀行口座には関連しません。 つまり、調達BU承認属性値(ルーティング・ルールの一部として使用されている場合)は、サプライヤ・ヘッダー・レベルおよび住所レベルで定義された銀行口座の変更に対して空白またはnullとして評価されます。 条件の一部として調達BU属性を含む承認ルーティング・ルールを作成する場合は、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルの銀行口座が変更された場合に適切な承認をトリガーできるように、trueと評価される承認ルーティング・ルールを追加する必要があります。

これは、trueと評価される他のルールが関係者タイプになく、サプライヤ・ヘッダーまたは住所レベルで銀行口座が変更されたときにトリガーされる場合は、調達BUの空白またはnull値をチェックする条件を含む、少なくとも1つの補足承認ルールを追加する必要があることを意味します(オプション2を参照)。 このルールは、これらのレベルの銀行口座変更に対してtrueと評価され、変更が正しくルーティングされることを確認します。 たとえば、関係者タイプに、サプライヤが特定のサプライヤ・タイプに属しているかどうかをチェックするルールがある場合、銀行口座の定義レベルに関係なく、銀行口座の変更が承認のために発行されると、サプライヤ・タイプ承認属性を使用するこれらのルールの少なくとも1つがtrueと評価されます。 これにより、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルで銀行口座が変更された場合に真と評価される補足ルールを持つ必要がなくなります。

この例は、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルで定義された銀行口座への変更をルーティングする、承認ルールを構成する必要があるいくつかのオプションを示しています。

購買組織に2つの調達BUがあると仮定: サプライヤがビジネスを行うことができるVisionオペレーションおよびVisionサービスです。 承認ルーティングの要件は次のとおりです:

  • 調達BUに属するサイトに対して定義された銀行口座の変更: Visionオペレーションは承認グループにルーティングされる必要があります: US財務承認者。
  • 調達BUに属するサイトに対して定義された銀行口座の変更: Visionサービスは承認グループにルーティングされる必要があります: UK財務承認者。
  • サプライヤ・ヘッダーまたはサプライヤ住所で定義された銀行口座への変更は、承認グループにルーティングされる必要があります: グローバル承認者。

サイトが属する調達BUに基づいてサイト・レベルで定義された銀行口座に変更をルーティングする承認ルーティング・ルールを、次のように構成できます:


このイメージは、米国ベースのPRC BU詳細のサイト・レベルでの銀行口座変更を示しています。

サイト・レベル銀行口座変更の調達BUを使用するサンプル承認ルール

これらのオプションを使用すると、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルで定義された銀行口座への変更が正しくルーティングされることを確認する承認ルーティング・ルールを構成できます。

オプション1: 承認ルーティング条件での銀行口座レベルの使用

このオプションでは、承認ルーティング条件の一部として銀行口座レベルを使用して、サプライヤ・ヘッダーおよびサプライヤ住所レベルで銀行口座に加えられた変更が正しくルーティングされるようにします。

この承認ルーティング・ルールは、サプライヤ・ヘッダーまたはサプライヤ住所で定義された銀行口座が変更されたときにトリガーされます。

サプライヤ・ヘッダーおよび住所レベルの銀行口座変更の承認ルールこの承認ルーティング・ルールは、サプライヤ・ヘッダーまたはサプライヤ住所で定義された銀行口座が変更されたときにトリガーされます。


このイメージは、サプライヤ・ヘッダーおよび住所レベルの銀行口座変更の承認ルールを示しています。

サプライヤ・ヘッダーおよび住所レベルの銀行口座変更の承認ルール

オプション2: 承認ルーティング条件での調達BUのNULL値のチェック

このオプションは、サプライヤ・ヘッダー・レベルまたはサプライヤ住所レベルで定義された銀行口座が変更されたときにトリガーされる承認ルーティング・ルールを示しています。 ルール条件は、調達BU値が空白かNULLかをチェックし、サプライヤ・ヘッダー・レベルまたはサプライヤ住所レベル(あるいはその両方)で定義された銀行口座の変更が承認のために発行される場合は、trueと評価されます。

必要に応じて、調達BUがサイト・レベルの銀行口座変更に対してVisionオペレーションまたはVisionサービスでない場合に適用される追加のチェックをこの条件に含めることができます。 この追加チェックはオプションであり、サプライヤが他の調達BUとビジネスを行い、それらの調達BUに固有のルーティング要件がないが、Vision OperationsおよびVision Servicesに固有のルーティング要件がある場合にのみ追加できます。
このイメージは、サプライヤ・ヘッダーおよび住所レベルの銀行口座変更の承認ルールを示しています。

サプライヤ・ヘッダーおよび住所レベルの銀行口座変更の承認ルール

ノート:

承認ルーティング・ルールで銀行を承認属性として使用する場合は、trueと評価され、銀行口座が定義されているレベルに関係なく、銀行のない銀行口座が変更されたときにトリガーされる補完ルールを記述してください。 これは、銀行のない銀行口座に対する変更が承認のために送信される場合にのみ適用されます。