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Oracleファイルベース・データ・インポート(FBDI)

FBDI統合オプションを使用して、レガシー・システムやサード・パーティ・アプリケーションなどの外部ソースから大量のサプライヤ・データをインポートしたり、Oracle Supplier Modelでバルク・データを作成および更新します。

サプライヤ・データには、サプライヤの企業情報、担当者、住所、銀行口座およびサイトが含まれます。 インポート可能なビジネス・オブジェクトの完全なリストは、「調達のファイルベース・データ・インポート(FBDI)」の「サプライヤ・モデル」の章を参照してください。

主な機能

  • FBDIを使用して、新規顧客実装フェーズで大量のサプライヤ・データをインポートします。
  • サプライヤ・プロファイル・エンティティに対する繰返しまたは継続一括更新の一括更新に最も役立ちます。
  • システム間の非同期自動統合を有効にします。
  • サプライヤ銀行口座のインポートには、Oracle Fusion Cloud Financialsのファイルベースのデータ・インポートを使用します。
  • Oracle Financials Tax Implementation Workbookを使用して、サプライヤのトランザクション税金属性をインポートします。

ベスト・プラクティス

中規模から大規模のデータ・インポートの場合(通常はカット・オーバー時):

  • 各バッチを25,000レコードに制限します。 さらにある場合は、複数のバッチに分割します。 4つ以上の同時バッチをスケジュールしないことをお薦めします。
  • エラー・レポートでインポートの失敗を確認し、適切なアクションを実行することをお薦めします。
  • エラーの修正後にインポートを再実行する場合は、スケジュール済プロセス・パラメータから「否認済」インポート・オプションを選択して、必要なレコードのみをロードしてください。
  • サプライヤ・インタフェース表からレコードを定期的にパージします。
  • サプライヤ・インポート・テンプレートでは、サプライヤ番号を空白のままにすることをお薦めします。 これにより、サプライヤ番号が自動的に生成されます。 ただし、Oracle Supplier Modelのレガシー・システムからのサプライヤ番号も保持する必要がある場合は、インポートするサプライヤのサプライヤ番号を指定します。
  • サプライヤがすでに非サプライヤ・パーティとしてアプリケーションに存在する場合は、サプライヤのインポート時にFBDIテンプレートでそのパーティのレジストリIDを指定する必要があります。 これにより、既存のパーティに対するサプライヤ関係が作成されます。
  • 更新ケース用のサプライヤ・データを準備するには、「サプライヤ・インポート - サプライヤ・リアルタイム」 Oracle Transactional Business Intelligenceサブジェクト領域を使用して、現在のサプライヤ情報をエクスポートします。 これにより、更新したデータをシステムに再インポートする前に、確認して必要な変更を行うことができます。 このメソッドにより、更新が正確で効率的に適用されることが保証されます。

大量のデータ・インポートを含むすべてのユース・ケースに共通:

  • インポート・テンプレートによって生成されるカンマ区切り値(CSV)ファイルの名前を変更しないことをお薦めします。 圧縮(.zip)ファイル名を変更できますが、CSVファイル名を変更する必要がある場合は、ファイル名のプレフィクスを変更しないでください。 たとえば、サプライヤ・サイトCSVファイルのファイル名をPozSupplierSitesInt_ <suffix>.csvに変更できますが、<prefix> _PozSupplierSitesInt.csvには変更できません。
  • 一般的なベスト・プラクティスと各エンティティに固有のベスト・プラクティスの詳細は、調達の使用の「サプライヤのインポート」プロセスによるサプライヤの作成を参照してください。

データ固有のベスト・プラクティス:

  • 値リスト・フィールドの値リストが拡張されている場合は、インポート・テンプレートの列を変更してフリー・テキストを受け入れることができます。 次に、参照コードを入力します(LOV値の名前ではなくコードを使用します)。
  • 付加フレックスフィールドLOVの場合は、インポート・テンプレートにフリー・テキストとして有効な値を入力する必要があります。 値は、インポート検証の一部として検証されます。
  • インポート・ファイルの余分な末尾または先頭のスペースは無視され、Oracleサプライヤ・モデル・データに存在する場合はエラーが発生する可能性があります。 インポート・ファイルを修正するのではなく、インポートする前にOracle Supplier Model UIでデータを修正してください。
  • 属性値を空白に更新するには、#NULLを使用します。 たとえば、#NULLを使用して、Acme Corporationを代替名として削除します。

制約

  • リアルタイム・データ・インポートにはお薦めしません。
  • FBDIによるサプライヤの更新は承認されません。 (変更管理は行われません したがって、インポートされたデータはサプライヤ・プロファイルに直接適用されるため、インポート前にデータを検証することが重要です。
  • サプライヤ・プロファイルは編集のためにロックされ、次の場合はインポートで更新できません:
    • ドラフトまたは承認待ちステータスのプロファイル変更リクエストがある場合。
    • 費用承認リクエストが承認待ちの場合。
  • FBDIを使用して銀行口座を作成できますが、更新は、外部銀行口座および証書割当RESTリソースを使用するか、アプリケーションのサプライヤ・プロファイルからのみ実行できます。

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