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プロジェクトを操作するビジネス・ユニットのオプション

ビジネス・ユニットは多くのビジネス機能を実行できます。 ビジネス機能は、ビジネス・ユニット内で作業する個人が実行できるビジネス・プロセスまたはアクティビティを表し、ビジネス・ユニットの使用方法を説明します。

特定のプロジェクト・ユニットにビジネス・ユニットを使用する場合は、実装時にプロジェクト会計ビジネス機能タスクを構成する必要があります。

すべてのビジネス・ユニット間でプロジェクト管理に単一のアプローチを共有しながら、ビジネス・ユニットを使用して財務データをパーティション化できます。 次の図に、英国(UK)と米国(US)から1つずつ、2つのビジネス・ユニットを示します。 これらのビジネス・ユニットには同一の研究開発プロセスがあるため、両方のビジネス・ユニットにより単一のプロジェクト・ユニットが使用され、共通のプロジェクト管理プラクティスが推進されます。

次の図は、同じプロジェクト・ユニットに関連付けられているビジネス・ユニットを示しています。 これらのビジネス・ユニットには同一の研究開発プロセスがあるため、両方のビジネス・ユニットにより単一のプロジェクト・ユニットが使用され、共通のプロジェクト管理プラクティスが推進されます。

プロジェクト・オプション

次に、Oracle Fusion Project Portfolio Managementで使用できるようにする各ビジネス・ユニットのプロジェクト設定オプションを示します。

  • プロジェクトまたはタスクを所有するには、組織をプロジェクトおよびタスク所有組織として分類し、ビジネス・ユニットに関連付けられた階層(ツリーおよびツリー・バージョン名)に属し、現在の日付でアクティブである必要があります。 プロジェクト・タイプ区分でその組織を使用してプロジェクトを作成することが許可されている必要があります。

  • プロジェクトおよびタスク所有組織は、プロジェクト作成フローでのこれらの組織の使用を制限するためにビジネス・ユニットに関連付けられます。 プロジェクトのビジネス・ユニットを指定でき、選択したビジネス・ユニットに関連付けられているプロジェクトおよびタスク所有組織からのみ選択できます。 プロジェクトは、1つのビジネス・ユニットにのみ関連付けることができます。

  • プロジェクトのコストを発生させる組織を制限するために、ビジネス・ユニットに関連付けるプロジェクト支出組織。 同じ組織を使用して経費が発生することも、ビジネス要件に応じて異なる組織を選択することもできます。

Project Costingのオプション

次に、ビジネス・ユニット・プロジェクト原価計算の実装オプションを示します。

  • プライマリ元帳カレンダのデフォルト・カレンダを使用するか、または別のプロジェクト会計カレンダを使用してビジネス・ユニットに割り当てるオプション。 このカレンダは、プロジェクト会計期間をコピーするまで変更できます。

  • ビジネス・ユニット内の資産のデフォルト資産台帳。

  • 超過勤務計算オプション。

  • 支出サイクルが開始する曜日を指定する必要があります。

  • 資産除売却の撤去費用および売却価額を取得および記録するための資産除売却処理オプション。

  • プロジェクト・コストの正確性と説明責任を確保するために、支出バッチを入力およびリリースするための職務分掌オプション。

  • このビジネス・ユニットのコスト・トランザクションの金額をトランザクション通貨から元帳通貨に換算するには、換算レート・タイプが必須です。

相互賦課トランザクション・オプション

次に、ビジネス・ユニット相互賦課トランザクション実装オプションを示します。

  • ビジネス・ユニットの振替価格通貨換算日タイプおよびレート・タイプです。

  • 同じビジネス・ユニットと法的エンティティの異なる組織間の相互賦課トランザクションに対して配分が作成されるための借入および貸付相互賦課トランザクション・オプション。

  • 同じ法的エンティティ内の異なるビジネス・ユニット間の相互賦課トランザクションに対して配分が作成されるための借入および貸付相互賦課トランザクション・オプション。

  • 特定の受け側ビジネス・ユニットの相互賦課トランザクションに対して作成される配分の借入および貸付相互賦課トランザクション・オプション。

プロジェクト・ユニット

プロジェクト・ユニットをビジネス・ユニットに関連付けて、プロジェクト・トランザクションを処理できるビジネス・ユニットを制限します。 プロジェクト・ユニットがビジネス・ユニットに関連付けられている場合、企業内のすべてのビジネス・ユニットは、プロジェクト・トランザクションを処理できます。

顧客契約管理

各契約ビジネス・ユニットについて、通貨換算、相互賦課トランザクション、請求オプションなどの顧客契約管理ビジネス機能プロパティを構成できます。

参照データ共有

アプリケーション間で参照データを共有する方法を決定するには、ビジネス・ユニットにセットを割り当てます。 ビジネス・ユニットは、次のオブジェクトのセット決定要因です。

  • プロジェクト会計定義。プロジェクト・タイプなど、セットが使用可能な参照データが含まれます。

  • プロジェクトおよび契約請求。請求書書式など、セットが使用可能な参照データが含まれます。

  • プロジェクト・レート。レート・スケジュールなど、セットが使用可能な参照データが含まれます。