公開ビジネス・イベントの概要

公開イベントはビジネス・イベントとも呼ばれる、ビジネス・シナリオ内で定義可能な論理的発生のことです。プロジェクト作成やステータス変更などの特殊なイベントのような、上位レベルの事象にすることができます。

Oracle Fusion Cloud Project Managementのパブリック・イベントに基づいて他のシステムで操作を実行する場合は、パブリック・イベント機能を使用できます。プロジェクト・アプリケーション管理者は、デフォルトで有効になっていない場合、ERPビジネス・イベントRESTエンドポイントを使用してパブリック・イベント機能を有効にする必要があります。

これらの機能を有効にすると、Oracle PPM Cloudは、イベントが発生するたびに、公開イベントに関する情報を含むペイロードとともにシグナルを送信します。パブリック・イベント・シグナルはパブリック・イベントとも呼ばれます。

ノート:

Oracle PPM Cloudは、イベントのソースや原因に関係なくシグナルを送信します。たとえば、ファイルベースのデータ・インポート、RESTサービス、SOAPサービスまたはユーザー・インタフェースを使用してプロジェクトが作成されると、アプリケーションによってプロジェクト作成シグナルが送信されます。

統合開発者および管理者は、Oracle ERP Cloudアダプタを使用して、Oracle Integration Cloudから公開イベントをサブスクライブできます。次に、ペイロードの情報を使用してビジネス操作を実行するイベント・ハンドラを構成できます。詳細は、Oracle ERP Cloudアダプタ機能およびOracle Integration Cloud Serviceによる統合の開発の説明を参照してください。

パブリック・イベント・ペイロードには、イベントに関する特定の情報が含まれます。コールバック・サービスを使用して、Oracle PPM Cloudから追加情報を取得できます。