構成および管理の概要

「設定および管理」作業領域で、使用および定期的な保守用にOracle Fusion Cloud Risk Managementを構成する機能を設定できます。一部の機能は、アプリケーションに共通です:

注意が必要なタスクをユーザーに通知するEメール・アラートおよび通知をアクティブ化または非アクティブ化できます。
値リストに表示される値が格納された参照を変更できます。
Oracle Transactional Business Intelligenceに「リスク管理」ダッシュボードを作成した場合は、「リスク管理」スプリングボードからダッシュボードを開くアイコンを設定できます。

Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsに固有の他の機能もあります:

モデルとコントロールは、データ操作の対象とするレコード数を削減することでパフォーマンスを向上させる制限があります。この制限は変更できます。
特定のビジネス・オブジェクトについて、金額の単一通貨への換算を設定できます。
データを同期できます。この操作により、トランザクション・レコードおよび監査データ・レコードが、Oracle Cloudデータ・ソースの最新データで更新されます。
コントロールによって生成された結果をパージできます。
EPM-ARCSデータ・ソースに接続できます。アクセス分析とトランザクション分析の両方について、Enterprise Performance Management Account Reconciliationアプリケーションからのデータを提供します。 (EPM-ARCSデータ・ソースに接続しても、デフォルトでFusion Cloudアプリケーションからのデータを提供するOracle Cloudデータ・ソースに接続されます。)
グローバル・ユーザーを管理できます。グローバル・ユーザーIDは、ビジネス・アプリケーションのアカウント、特に複数のデータ・ソースのアカウントで個人が持っている可能性がある、変化する可能性があるIDと相関関係がある単一の識別子です。

他に、Oracle Fusion Cloud Financial Reporting Compliance固有の機能もあります:

運用データを移行できます。
「プロセス」、「リスク」および「コントロール」の各オブジェクトに対してアセスメント・アクティビティ・タイプを選択できます。各アクティビティ・タイプについて、ガイダンス・テキストおよびアクティビティ質問を編集できます。
査定者がアセスメントを完了する際に選択する応答をレビューできます。

Oracle Fusion Cloudの「アクセス証明」では、ロール割当が正当化されているかどうかの判断を認証者が記録する拡張バージョンのワークシートをアクティブ化できます。

Oracle Fusion Functional Setup Managerでは、フレックスフィールドのセグメントを構成できます。各セグメントは、実際にはオブジェクトのレコードに表示されるユーザー定義フィールドです。要件に固有の詳細を追加することで、オブジェクト・レコードを収集的にエンリッチします。