拡張コントロールの結果のパージ
拡張コントロールによって生成されたインシデントやデータ・セットの結果のレコードは、使用後も残ります。 指定した日付より前に生成された結果をパージできます。 ただし、結果をパージするには、自分がコントロールのオーナーである必要があります。
パージ・ジョブの結果
次の点に注意してください:
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インシデントをパージすると、そのインシデントに関連付けられた変更履歴もすべてパージされます。
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インシデントがパージされても、そのインシデントが示すリスクがビジネス・アプリケーション内に残る可能性があります。 その場合、次に拡張コントロールを実行したときに、インシデントが再生成されます。 ただし、インシデントがパージされる前に割り当てられたステータスまたはコメントは失われます。
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コントロール分析やデータ同期などの他のジョブが実行中の場合、パージ・ジョブはそれらのジョブが完了した後でのみ実行されます。 ユーザーがアクティブに表示している結果がパージ・ジョブに含まれている場合、その結果は、ユーザーがその表示から移動して離れた後にのみパージされます。
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保留中のインシデントはワークリストに表示されます。 保留中のインシデントをパージした場合、それらを表示していたワークリストは残りますが、そのリストからはどこにも移動できません。 これを回避するには、インシデントをパージする前にワークリストを閉じます。 ワークリストのクローズは、次の操作で実行できます。
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パージしようとしているインシデントの中から保留中のものを特定し、インシデントを解決して、ステータスが保留中ではなくなるようにします。
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パージしようとしている保留中のインシデントを生成したコントロールを非アクティブ化します。 コントロールを非アクティブ化するには、編集してそのステータスを「非アクティブ」に設定します。
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パージの前に生成されたレポートには、パージ済のインシデントのレコードが存在しなくなっても、それらが引き続き表示されます。
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インシデント・コントロールには、データ・セット・コントロールから作成したユーザー定義オブジェクトが表示される場合があります。 インシデント・コントロールでインシデントが生成され、データ・セットの結果をパージしても、インシデントは開いたままになります。 データ・セット・コントロールを最初に再実行しないでインシデント・コントロールを再実行した場合、インシデントをサポートするデータが存在しなくなるため、インシデントはクローズします。
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データ・セット・コントロールを再実行する場合は、インシデント・コントロールを再実行します。
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新しいデータ・セットには、パージの前に存在していたデータが含まれている可能性があります。 対応するインシデントは「割当済」ステータスで再生成されますが、コメントや監査履歴は含まれません。
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データ・セットには新しいデータが含まれる場合があります。 このデータから、「割当済」ステータスの新しいインシデントが生成される可能性があります。
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結果のパージ方法
結果をパージするには:
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「設定および管理」作業領域で結果の「パージ」タブを選択します。
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次のフィールドに値を入力します。
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コントロール・タイプ: 結果をパージするコントロールのタイプを選択します。 「アクセス」、「トランザクション」または「両方」を選択できます。
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次の日付以前に作成済: 日付を選択します。 リスク管理は、この日付以前に生成された結果をパージします。
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オプションで、次のフィールドに値を入力します。
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結果タイプ: 「インシデント」または「データ・セット」を選択します。 選択しない場合は、両方のタイプの結果をパージします。
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インシデント・ステータス: 「すべて」、「クローズ済」または「クローズ済および非アクティブ」を選択します。 「すべて」を選択した場合は、ステータスが「クローズ済」、コントロール非アクティブ、「割当済」、「受諾済」、「改善」および「解決済」のインシデントをパージします。
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コントロール名: 結果をパージする1つ以上のコントロールを選択します。 コントロール・タイプおよび選択した結果タイプがある場合は、選択できるコントロールのリストがその結果でフィルタされます。
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「即時実行」をクリックします。