リソース・インスタンスの管理方法
リソース・インスタンスは、Oracle Fusion Cloud Manufacturingアプリケーションでの労務または機材リソースの詳細表現です。 各リソースの特定のインスタンスを定義できます。 たとえば、製造現場で使用される機械、およびそこで作業する個人の名前を識別できます。 1つ以上のリソース・インスタンスを1つのリソースに関連付けることができます。
労務リソース・インスタンス
労務リソース・インスタンスは、製造現場で働いている個人の名前です。 オプションで、特定の個人タイプを労務リソース・インスタンスに関連付けることができます。 製造アプリケーションの個人タイプは、従業員、派遣就業者またはパートナ担当者である必要があります。 各個人タイプの設定方法は、次のとおりです。
個人タイプ |
設定方法 |
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従業員および派遣就業者 |
従業員および派遣就業者はOracle Fusion Cloud Human Capital Managementで定義され、自動同期プロセスによってOracle Trading Community Modelに自動的に伝播されます。 |
パートナ担当者 |
パートナ担当者はOracle Fusion Cloud Customer Relationship Managementで設定され、自動的にOracle Trading Community Modelで使用可能になります。 |
機材リソース・インスタンス
機材リソース・インスタンスは、製造現場で使用されている機械の名前です。
オプションで、資産を機材リソース・インスタンスに関連付けることができます。 事業所が製造工場に対応し、事業所タイプが「ワーク・センター」である資産を保守で定義する必要があります。
IoTインサイトの表示
IoT Production Monitoringとの統合を設定している場合は、IoTで製造工場に属するリソースおよびリソース・インスタンスを表示できます。
さらに、各機材リソース・インスタンスについて提供されている「IoTインサイト」アイコンを使用してナビゲートすることで、有用なインサイトを表示できます。 表示可能なIoTインサイトは次のとおりです。
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機械パフォーマンス
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リアルタイムのセンサー・データ
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分析、異常、予測およびトレンドのインサイト