IoT Production Monitoringに対するリソースおよびリソース・インスタンスの同期化
製造工場では、製造現場の機材に接続されたIoT対応センサーと統合することで、工程を可視化して生産をリアルタイムでモニターし、実用的なインサイトを得ることができます。 IoT Production Monitoringと製造工場の統合を設定するには、工場パラメータ「IoT生産モニタリングとの同期使用可能」を有効にします。
統合の設定の詳細は、『製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装』ガイドを参照してください。
Oracle Fusion Cloud IoT Production Monitoringとの統合を設定すると、労務リソース、機材リソースおよびこれらのリソース・インスタンスがプッシュ・メカニズムを使用してリアルタイムで同期されます。 この同期化により、Oracle Manufacturingにおける最新情報をIoT Production Monitoringでリアルタイムに利用できるようになります。
IoT Production Monitoringに同期されるエンティティのリストを次に示します。
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機材リソースの同期化
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労務リソースの同期化
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機材リソース・インスタンスの同期化
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労務リソース・インスタンスの同期化
機材リソースの同期化
機材リソースは、IoT Production Monitoringでマシン・タイプとして同期されます。 Manufacturingで機材リソースを作成、更新または削除すると、アプリケーションにより、IoT Production Monitoringの対応する変更が自動的に同期されます。 その後、IoT Production Monitoringのこれらのマシン・タイプにデバイス参照を関連付けることができます。
労務リソースの同期化
労務リソース・インスタンスは、Oracle Fusion Cloud IoTインテリジェント・アプリケーションの一部であるOracle Production Monitoringのオペレータとして同期されます。 Manufacturingで労務リソース・インスタンスを作成、更新または削除すると、Production Monitoringの対応する変更が自動的に同期されます。
機材リソース・インスタンスの同期化
機材リソース・インスタンスは、IoT Production Monitoringでマシンとして同期されます。 Manufacturingで機材リソース・インスタンスを作成、更新または削除すると、アプリケーションにより、IoT Production Monitoringの対応する変更が自動的に同期されます。 その後、実際のデバイスをIoTのこれらのマシンに関連付けて、生産をManufacturingに自動的にレポートできるようにします。
労務リソース・インスタンスの同期化
労務リソース・インスタンスは、IoT Production Monitoringでオペレータ・ロールを持つユーザーとして同期されます。 Manufacturingで労務リソース・インスタンスを作成、更新または削除すると、アプリケーションにより、IoT Production Monitoringの対応する変更が自動的に同期されます。