セグメント・グループの作成
セグメント・グループはセグメントで構成され、組合せはこれらのセグメントにグループ化されます。 セグメント・グループにはセグメントにも該当する粒度があります。 セグメントはディメンションベースまたはメジャーベースの基準に基づいて定義します。
- 「補充プランニング」作業領域では、組合せはOracle Fusion Cloud Product Lifecycle Managementから収集された品目および事業所で構成されます。
- Supply Planning and Planning Central作業領域では、Oracle Product Lifecycle Managementから収集された品目と事業所の組合せで構成されます。
- Sales and Operations Planning作業領域では、組合せは、Oracle Product Lifecycle Managementから収集された品目と事業所で構成されます。
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「需要管理」作業領域では、組合せに次の両方を含めることができます。
- Oracle Product Lifecycle Managementから収集される品目および事業所。
- Oracle Fusion Cloud Applicationsおよび外部ソースから収集された顧客および需要区分。
セグメント・グループを作成するには、次を実行する必要があります。
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セグメント・グループを作成します。
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セグメントを定義します。
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セグメントの基準を定義します。
補充プランニングを行う必要がある品目のセグメンテーションを制限するには、最初にOracle Product Lifecycle Managementで品目のMPSおよびMRPプランニング方法の属性を補充プランニングに設定します。 次に、セグメント・グループのセグメントの基準を設定する際に、製品ディメンションのプランニング方法属性を補充プランニングに設定します。 収集およびセグメンテーションの実行後、補充プランニング品目のみがそのセグメント・グループのセグメントにグループ化されます。
品目-保管場所レベルで補充を計画している場合は、セグメント・グループの組織ディメンションを選択します。 次に、グループのセグメントにディメンションを追加し、ディメンションの「事業所」属性を使用して、セグメントに保管場所を含めます。 保管場所は、<organization>:<subinventory>の形式でリストされます。
セグメント・グループの作成
これらのステップに従って、セグメント・グループを作成します。
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「タスク」パネル・タブの「プラン入力」で、「セグメント・グループおよび基準の管理」を選択します。
「セグメント・グループおよび基準の管理」ページが開きます。
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「検索結果」で、 をクリックします。
「セグメント・グループの作成」ページが開きます。
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「セグメント・グループ」で、セグメント・グループの名前を入力します。
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「ソース・システム」で、セグメント・グループのソース・システムを選択します。
ソース・システムは、セグメント・グループに紐付けるプランで使用するものと同じである必要があります。 選択したソース・システム内の組合せのみが、セグメンテーション後にセグメント・グループ内で使用可能になります。
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「シミュレーション・セット」で、セグメント・グループのシミュレーション・セットを選択します。
同一の品目属性に対する変更を、セグメント・グループ・レベルおよびプラン・レベルでシミュレートする場合は、両方のケースで同じシミュレーション・セットを使用することをお薦めします。
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「摘要」に、セグメント・グループの摘要を入力します。
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「セグメントの粒度」の「ディメンション」列で、セグメント・グループの粒度を指定するディメンションを選択します。
選択したディメンションの最下位レベルが「レベル」列に表示されます。セグメント・グループの粒度は表示されたレベルで構成されます。
次の点に注意してください。
- 需要、需要と供給、販売と業務、供給プランでは、事前定義済の顧客、需要区分、組織および製品ディメンションのみがサポートされます。 製品ディメンションを選択する必要があります。 顧客または需要区分ディメンションを選択した場合は、セグメントごとにメジャー・ベースの基準を指定する必要があります。
- 補充プランの場合、組織ディメンションと製品ディメンションのみを選択する必要があります。
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必要に応じて「行の追加」アイコンをクリックして、さらにディメンションを追加します。
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「カタログ」で、Oracle Product Lifecycle Managementカタログを選択します。グループ内のセグメントの製品ディメンションベースの基準として、このカタログ内のカテゴリを属性として指定できるようになります。
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「保存」をクリックします。
セグメントの定義
これらのステップに従って、セグメント・グループ内にセグメントを作成します。
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「セグメント」で、「行の追加」アイコンをクリックします。
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セグメント名と摘要を入力します。
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「ランク」で、デフォルトの数値である10の倍数をそのまま使用するか、そのセグメント・グループ内で一意の整数を入力します。
セグメンテーション中、組合せが複数のセグメントの基準を満たした場合、その組合せはより低いランクのセグメントに割り当てられます。
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必要に応じてさらにセグメントを追加します。
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「保存」をクリックします。
セグメントの基準の定義
これらのステップに従って、セグメントの基準を定義します。
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「セグメント」で、基準を定義するセグメントを選択します。
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「セグメント基準」で、「行の追加」アイコンをクリックします。
セグメントのセグメント基準用の行が表示されます。
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次のように基準を設定します。
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セグメント・グループ用に選択されたディメンションに基づいて基準を定義する場合は、「ディメンション」の下にあるリストで、次の操作を実行します。
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ディメンションを選択します。
「属性」の下のリストが有効になり、選択したディメンションの属性が表示されます。
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属性のリストで、ディメンションの属性を選択します。
製品ディメンションを選択し、以前にOracle Product Lifecycle Managementカタログを指定した場合、リストには属性としてカテゴリが含まれます。
製品ディメンションを選択した場合は、安全在庫計画メソッドという属性を選択できます。
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演算子のリストで、属性を評価する演算子を選択します。
選択内容に応じて「値: 自」および「値: 至」の下のフィールドまたはリストが有効になり、ダイアログ・ボックスが開く場合があります。
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属性の値を指定します。
「カテゴリ」を属性として選択した場合、選択したOracle Product Lifecycle Managementカタログのカテゴリが「値:自」の下のリストに表示されます。
属性として「安全在庫計画メソッド」を選択した場合は、「値:自」の下のリストで「安全在庫数量」、「対象日数」または「計画なし」を選択できます。
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メジャーに基づく基準を定義する場合は、「ディメンション」の下のリストで、次の操作を実行します。
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「メジャーベースの基準」を選択します。
検索と選択: プラン・ダイアログ・ボックスが表示されます。
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使用可能なプラン・ペインの「タイプ」で、プラン・タイプを指定します。
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「検索」アイコンをクリックします。
使用可能なプランが表示されます。 補充プランニングの場合、「プラン・オプション」ページで「予測の生成」チェック・ボックスが選択されているプランのみが表示されます。
プランがすでに実行されていて、必要なメジャーを含む表がそれらのプランに含まれている必要があります。 これらの表には、セグメント・グループ内のディメンションとレベルのみが格納されている必要があります。
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プランを選択し、選択したプラン・ペインにプランを移動します。
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「OK」をクリックして、「セグメント・グループの作成」ページに戻ります。
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「メジャー評価表」で、セグメント基準のメジャーを選択する表を選択します。
選択した需要プランまたは補充プランに関連付けられている表がリストに表示されます。
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「メジャー名」で、メジャーを選択します。
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「演算子」で、メジャー値の評価に使用する演算子を選択します。
選択内容に応じて、「値: 自」フィールド、「値: 至」フィールド、またはその両方が有効になります。
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メジャーの値を指定します。
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必要に応じて、セグメント基準用の行を追加します。
行を追加する場合は、各行の「グループ」の下のフィールドに整数を入力します。 同じ番号の行は、セグメンテーション時にAND演算子で処理されます。 その後、結果の基準がOR演算子で処理されます。
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「保存」をクリックします。