需要のシミュレート
この項では、「需要のシミュレート」を使用して予測シミュレーションを行う方法を解説します。 様々なユース・ケースで、需要シミュレーションの実行が選択できるようになっています。 したがって、実行速度の向上には、オプションの特定が必要です。
シミュレーションでは、異なるシナリオの結果を簡単に並べて表示できます。 そのためには、異なる出力メジャーがシナリオに割り当てられるようにする必要があります。 これは、シミュレーションを実行するたびに出力メジャーを変更するか、シミュレーション目的のプロファイルを複数作成し、各々のシナリオを異なるプロファイルで実行することにより可能になります。
需要のシミュレーションを実行するには:
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ナビゲータで「需要管理」作業領域へのリンクをクリックします。
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プラン内の開いている表で、「処理」メニューをクリックしてから「需要のシミュレート」をクリックします。
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「需要のシミュレート」ページで、次のようにします。
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予測の生成、予測方法および原因ファクタの各項目を選択します。
プランの実行時には、予測を、予測方法と原因ファクタに基づいて、より詳細な情報に分解して表示するかどうかを選択できます。 シミュレーションの実行時にも同様のオプションを使用できます。そうしたオプションは、プランのターゲット部分に予測が取り込まれる場合、特に有益です。 なお、詳細な項目を加えるほど予測生成の実行時間は長くなりますが、比較的小規模なシミュレーションでは、これはそれほど問題になりません。
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他のタブでパラメータをレビューします。
たとえば、「予測方法」タブで予測方法のレビューと有効化を行います。
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「シミュレーション出力」タブをクリックし、必要に応じて出力メジャー・パラメータを選択し、表に追加します。
「出力メジャー」パラメータから「予測メジャー」を選択します。予測はこのメジャーに保存されます。 メジャーに対するその他の選択内容は、基本的に、より複雑な予測分析と診断を行う場合に有効です。
「表に追加」チェック・ボックスは、シミュレーション実行時に、メジャーが表に自動的に追加されるかどうかを制御するために使用します。 これにより、新規のメジャーがあれば表に追加されるため、シミュレーション結果を表示するプロセスが簡潔になります。
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「保存して実行」をクリックします。
シミュレーションの実行完了後、更新された構成を過去に行った予測と並べて比較できます。