プロジェクト固有の保守の実行方法
作業オーダーの作成、共通またはプロジェクト固有在庫からのコンポーネントの出庫、およびプロジェクト固有在庫への最終製品の棚入によるプロジェクト固有保守の実行。 外注加工サービスを購入したり、プロジェクト固有の作業オーダーの資材を直接調達したり、資材およびリソースの原価をプロジェクトにインポートできます。
この図は、保守、在庫管理、原価計算およびプロジェクト・ポートフォリオ管理にわたるプロジェクトおよびタスクの詳細を含む作業オーダーを作成および実行するためのプロセス・フローを説明しています。

プロジェクト固有の保守を実行するための上位レベルのプロセス・フローを次に示します:
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Oracle Maintenanceのプロジェクトおよびタスクを使用して作業オーダーを作成します。
デフォルトのプロジェクト原価計算属性を使用して作業オーダーが保存されます。 属性は必要に応じてレビューおよび変更できます。
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プロジェクト/タスク別の資材有効数量を計算し、作業オーダーをリリースします。
作業オーダーは、Project Portfolio Managementがプロジェクト原価計算属性を検証した後にのみリリースされます。
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プロジェクトおよびタスクに基づいて作業オーダーの資材をピックします。
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移動リクエストを実行し、在庫管理のプロジェクトおよびタスクを参照して完了したトランザクションをレビューします。
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資材トランザクションをプロジェクトおよびタスク参照とともに在庫にインタフェースします。
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プロジェクトおよびタスクを追加検索属性として保守作業手配リストをレビューします。
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保守リソース・トランザクションをレポートします。
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在庫管理で保守資材トランザクションをレポートし、完了したトランザクションをレビューします。
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「保守から原価計算へのトランザクションの転送」タスクを実行し、リソース・トランザクションを原価計算に転送します。
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「在庫から原価計算へのトランザクションの転送」タスクを実行し、資材トランザクションを原価計算に転送します。
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原価会計配分を作成し、会計配分のプロジェクト詳細をレビューします。 原価は最終計上され、Project Portfolio Managementにインポートされ、そこでさらに管理されます。
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プロジェクトで達成された完了またはマイルストンの割合に基づいて顧客に請求するプロジェクト請求書を生成します。