プロジェクト駆動のサプライ・チェーンの設定方法
プロジェクト駆動サプライ・チェーンを設定するには、次の順序でこれらのタスクを実行します。
タスク |
必須 |
詳細 |
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プロジェクト駆動サプライ・チェーン機能へのオプト・イン |
必須 |
オファリング作業領域で、製造およびサプライ・チェーン資材管理のオファリング・レベルでプロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能を有効にします。 |
プロジェクト別の在庫トラッキングの有効化 |
必須 |
個々の在庫組織でOracle Projects統合を有効にできます。 資材管理トランザクションおよび製造トランザクションによって、プロジェクト詳細が収集されます。 個々の組織によるプロジェクト別の追跡を有効にする方法を次に示します。
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デフォルトの支出タイプを設定します |
必須 |
プロジェクトとの統合をサポートする特定のサプライ・チェーン・トランザクションで使用されるデフォルトとなる支出タイプのセットをレビューおよび保守します。 デフォルトの支出タイプを設定する方法を次に示します。
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プロジェクト組織分類の管理 |
必須 |
プロジェクト駆動のサプライ・チェーンに対して使用可能な各在庫組織をプロジェクト支出組織として分類する必要があります。 プロジェクト支出組織として分類された組織が、ビジネス・ユニットの「プロジェクト会計ビジネス機能の構成」タスクで指定した階層に属していることを確認してください。 この設定タスクを完了する方法を次に示します:
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プロジェクト属性デフォルトの設定 |
オプション |
契約番号、資金ソースまたはユーザー定義属性のデフォルトを設定します。 これらの属性は5つのレベルでデフォルト設定でき、最も具体的な定義が最初に選択され、必要に応じてより要約的なデフォルトが選択されます。 |
品目レベル属性の設定 |
オプション |
資材トランザクションのデフォルト設定および外注加工購買依頼の作成に必要な支出タイプを指定します。 また、品目がプロジェクト・レベルおよびタスク・レベルでハード・ペギングされるかどうか、およびプロジェクトおよびタスク固有の手持在庫に十分な在庫が存在する場合に共通供給からの資材を使用できるかどうかも指定できます。 |
リソース・レベルのデフォルト支出タイプの設定 |
オプション |
原価計算にインタフェースされているリソース・トランザクションのデフォルト支出タイプを指定します。 |
オーケストレーション・プロセス定義の管理 オーダー参照の管理 |
必須 |
プロジェクト詳細を含むオーダー明細をOrder Managementから売掛管理に送信しないようにします。 詳細は、『オーダー管理の実装』ガイドのオーダー管理でのプロジェクトの設定のトピックを参照してください。 |
オーダー管理拡張の管理 処理制約の管理 |
オプション |
プロジェクト詳細を含む販売オーダーを処理するための独自のGroovyスクリプトを記述します。 オーダー入力スペシャリストがプロジェクト詳細を含む履行明細を更新できないようにする処理制約を使用不可にします。 詳細は、『オーダー管理の実装』ガイドのプロジェクト詳細のインポートのトピックを参照してください。 |
プロジェクト詳細のインポート |
オプション |
プロジェクト詳細を含む販売オーダーをインポートします。 REST API、webサービスまたはファイルベースのデータ・インポートを使用します。 詳細は、『オーダー管理の実装』ガイドのオーダー管理でのプロジェクトの設定のトピックを参照してください。 |
評価体系の管理 |
条件付き |
プロジェクトおよびタスク別に在庫値を追跡するには、プロジェクト番号およびタスク番号の原価計算属性を使用して評価体系を設定する必要があります。 |
原価プロファイルの管理 |
条件付き |
プロジェクトおよびタスク別に在庫値を追跡するには、プロジェクト番号およびタスク番号の原価計算属性を含む評価体系を使用して原価プロファイルを設定する必要があります。 ノート:
新しい評価体系を持つ既存の原価プロファイルは変更できません。 品目原価プロファイルは、プロジェクトおよびタスクを含む評価体系を持つ新規原価プロファイルで更新できます。これは、品目原価プロファイルがトランザクションですでに使用されていない場合のみです。 |
評価ユニットの管理 |
条件付き |
手動評価ユニット設定を使用する場合は、プロジェクト番号およびタスク番号の原価計算属性を含む評価体系で評価ユニットを設定する必要があります。 |
プロジェクト・タイプ原価除外の管理 |
条件付き |
原価収集から除外するプロジェクト・タイプを設定します。 原価収集の設定によって、次の動作が決まります:
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