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転送オーダーの取消レポートの印刷の処理方法

「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスを使用すると、プロセスの開始時に入力した選択基準に基づいて転送オーダーの残数量の一括取消を実行できます。

このプロセスには、部分出荷された転送オーダーでの実施済の割合に基づく取消、非アクティブの日数、予定出荷日に基づく期限超過日数など、多くのオプションがあります。 バックオーダー転送オーダーのみを取り消すオプションもあります。

「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスでは、取り消されるオーダーを示すレポートが印刷されます。 プロセスを実行するとき、単にレポートを印刷するか、取消を実行してレポートを印刷することができます。 レポートを印刷するのみとすることで、転送オーダーを取り消すアクティビティを実際に開始する前に微調整できます。

「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスに影響する設定

「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスに影響を及ぼす重要なパラメータには、次のものがあります。

  • 積載率

  • 日付タイプ

  • 日付オフセット

  • バックオーダー転送オーダーのみ

  • 転送オーダーの取消

  • 処理中オーダーを含む

  • アクティビティのない日数

これらのパラメータ以外に、転送元組織と転送先組織、品目番号、転送オーダーの発生元など、その他の多くの属性の値を選択できます。

セルフサービス購買依頼に関連付けられた属性も使用でき、期間終了準備中に取り消す必要があるオーダーをクリーン・アップするための予算管理環境でのサポートが提供されます。 これには、購買依頼番号、予算日、手数料勘定などの属性が含まれます。

積載率

この値を使用して、オプションで、選択基準を満たす転送オーダーを取り消すかどうかを決定します。 このオプションを使用すると、部分出荷された転送オーダーで実施済の割合に基づいて取り消すことができます。 たとえば、オーダーの95%が出荷された場合に、転送オーダーの残数量を取り消すことができます。

実施率は、出荷数量を要求数量で除算することで決定される比率です。 計算された実施率が入力値以上である場合、オーダーは取消対象としてプロセスで選択されます。 このデフォルト値は0 (ゼロ)です。

日付タイプ

日付タイプ値として「なし」、「予定出荷日」または「要求搬送日」を指定します。 デフォルト値は「なし」です。

日付オフセット

このオプションによって、予定出荷日または要求搬送日後の指定の日数で、転送オーダーを取り消すことができます。 この値のデフォルトは0 (ゼロ)です。

バックオーダー転送オーダーのみ

この値を設定して、バックオーダー明細がある転送オーダーのみを含めるかどうかを指定します。 このオプションを選択した場合、その他のすべての選択基準を満たす以外に、転送オーダー明細にバックオーダー済ステータスの数量も必要です。

ノート:

バックオーダー・ステータスの数量と、そうでないその他の数量がある場合があります。 転送オーダー明細に対してバックオーダーが作成された場合、転送オーダー明細は取消に適格になります。

転送オーダーの取消

「転送オーダーの取消」オプションを選択した場合、例外ではない、選択基準を満たすオーダーが取り消されます。

プロセスによって、転送オーダー明細の残数量が取り消されます。 これにより、転送オーダー明細の数量は、すでに出荷された数量に削減されます。 このプロセスでは、その転送オーダー明細に関連付けられた出荷の搬送明細も取り消されます。 転送オーダー明細の数量が「転送オーダーの管理」ページから削減または取り消されるときに行われるすべての処理が、「転送オーダーの取消レポート」プロセスを使用して数量を削減または取り消すときに実行されます。 これには、完全に出荷または取り消されたオーダーのクローズ以外に、予算額の更新も含まれます。

転送オーダー明細は、次の状況で取り消すことができます。

  • 現在の履行アクティビティがない、選択基準を満たす転送オーダー明細。

    これにより、アクティビティがないすべての明細を取り消すことができます。

  • リリース済明細がある転送オーダー明細を含む、選択基準を満たす転送オーダー明細。

    これには、「倉庫へのリリース」または「ステージング」ステータスの明細がある転送オーダーが含まれます。

  • バックオーダー数量のみがある転送オーダー明細。

    これにより、ピック・リリース処理を経てバックオーダーが作成されている転送オーダーを取り消すことができます。

「転送オーダーの取消レポートの印刷」プロセスから数量を取り消す場合、取消処理によって次のことが実行されます。

  • 出荷アクティビティが行われていない場合は、明細が取り消されます。

  • 出荷アクティビティが行われている場合は、数量が出荷された数量に自動的に削減されます。

「転送オーダーの取消」オプションを選択しない場合、転送オーダーを取り消さずにレポートのみがプロセスによって印刷されます。

処理中オーダーを含む

「倉庫へのリリース」または「ステージング」ステータスの明細があるオーダーを取り消すかどうかを指定します。 このオプションを「いいえ」に設定した場合、これら2つのステータスのいずれかである明細を含む転送オーダー明細は、取り消すことができません。

プロセスによってこれらの明細は引き続き抽出およびレポートされますが、「転送オーダーの取消」オプションを選択した場合は、これらの明細にはレポートで警告メッセージが表示され、ピックおよび出荷の処理中であるため転送オーダー明細を取り消せなかったことが示されます。

アクティビティのない日数

「アクティビティのない日数」フィールドの値を入力して、この要件を満たす転送オーダーを取り消します。 たとえば、このフィールドに値10を入力した場合、10日以上アクティビティがなかった転送オーダーはプロセスによって取り消されます。

取消結果

「転送オーダーの取消レポートの印刷」では、取消プロセスの結果が表示されます。 次の表で、「取消結果」列に示される可能性のある3つの値について説明します。

意味

成功

取消処理は成功しました。

エラー

取消処理が出荷によって拒否された場合にエラー・メッセージが表示される可能性があります。

たとえば、明細が出荷されたが出荷数量がまだインタフェースされていない場合に発生する可能性があります。 トランザクションが転記されるまで、転送オーダー明細レベルは正しくなりません。 この状況では、明細は、問題を示す出荷からのエラー・メッセージとともにレポートに表示されます。

送信済

転送オーダーはOracle Fusion Cloud Order Managementによって処理中であり、取消要求はOrder Managementに送信されました。

転送オーダー明細が取り消されたことを後で確認するには、その明細を「転送オーダーの管理」ページから表示できます。