品目置換の概要

品目置換は、Oracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Inventory Managementアプリケーション全体で統一されたソリューションです。

外部供給ソースからの供給中断がある場合は、元の品目を置換品目に置き換えることができます。または、同じ品目に対して代替サプライヤを選択できます。供給の中断の性質に基づいて、交換は一時的または永続的にすることができます。たとえば、製造業者によって品目が中止された場合、これは永続的な置換です。供給が将来的に復元されることが予想される場合は、一時的な置換として処理できます。

代替品目は、Oracle Product Hubで定義された代替関係から取得されます。代替ソース契約は、Oracle Purchasingで定義されているBPAから取得されます。

Oracle Procurementでは、バイヤーは置換タスクの作成や品目置換タスクの削除、置換の開始、利害関係者への通知、未履行購買オーダーの一括置換、一括置換中に発生したエラーのレビュー、一時置換のための元の品目またはサプライヤの再稼働によって品目置換を管理できます。

Oracle Inventoryでは、次のことができます:

利害関係者に有効な置換を通知し、品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトでの品目置換の開始を支援します。
影響を受ける組織または影響を受ける組織のグループに対して、これらの在庫エンティティの一括更新を実行します。更新には、中断された品目に対するMin-MaxまたはPAR補充プランニングの無効化、および置換品目に対する新しい品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトの作成が含まれます。
ガイド付きプロセスを介して、置換品目の品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクションのデフォルトを手動で定義します。
供給が復元されたら、在庫エンティティの一括再稼働を実行して一時的な置換を行います。

バイヤーがOracle Procurementで実行できる処理の詳細は、『調達の使用』ガイドの品目の置換を参照してください。