需要優先度ルールを使用した需要優先度の計算方法
「バックログ分析」ページで、需要優先度ルールを選択し、プランの実行ボタンをクリックします。 バックログ・プランニング・プロセスでは、「バックログ分析」表の需要明細の履行優先度が計算されます。
ルール・ベースの優先度に影響する設定
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ルールの需要優先度属性のランキング
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属性値のランキング
属性Order RevenueおよびRequested Dateで構成されるREV_REQDATEというルールを選択したとします。 次の表は、ルール内の属性および属性値のランキングを示しています:
属性 |
属性ランキング |
属性値ランキング |
---|---|---|
オーダー売上 |
1 |
大きい順 |
要求日 |
2 |
早い順 |
需要優先度の計算方法
バックログ・プランを実行すると、優先度の最初の階層が属性のランクになり、2番目の階層が属性値のランク付けになります。 1番目の属性に基づいてオーダーの優先度が付けられると、2番目の属性がファクタ・リングされ、優先度が絞り込まれます。
そのため、バックログ・プランニング・プロセスでは、ルールREV_REQDATEを使用して、最初にオーダーを収益で検討し、価値の高いオーダーの優先度を高めます。 次に、リクエストされた日付に基づいてオーダーの優先順位を決定し、各オーダーの優先順位値を計算します。 2つのオーダーについて最も高いオーダー売上が同じ場合は、リクエスト日が早いオーダーの優先度の値が高くなります。 優先度の値は10の倍数で計算され、最も高い優先度の値は10です。
「上書き優先度」列に別の値を指定することで、計算された優先度値をオーバーライドできます。 この上書きを有効にするには、プランを再実行する必要があります。