無制限有効数量ベース・モードでの供給の考慮方法

無制限有効数量ベース・モードでバックログ・プランニング・ルールを適用すると、プランニング・プロセスでは供給の考慮事項がバイパスされ、リクエスト日から計画日が決定されます。供給はすべての日に無制限であると想定されるため、移動リード・タイムに違反した場合を除き、リクエストは常にリクエスト日に計画されます。

無制限有効数量ベース・モードに影響する設定

リクエスト日のタイプは、無制限有効数量モードに影響します。顧客が指定したリクエスト・タイプが出荷の場合、リクエスト日はリクエスト出荷日です。顧客が指定したリクエスト・タイプが到着の場合、リクエスト日はリクエスト到着日です。

供給の検討方法

バックログ・プランニング・プロセスでは、すべての日に無制限有効数量が想定されるため、無制限のプランニングでは供給と需要の照合は行われません。ただし、このプロセスでは、リクエスト日から計画日を決定する際に、組織の特定の制約を考慮する必要があります。

リクエスト日がリクエスト到着日である場合、プロセスではカレンダ制約および移動リード・タイム制約が考慮されます。
リクエスト日がリクエスト出荷日である場合、プロセスではカレンダ制約が考慮されます。