直接出荷ソース・ルールの設定
直接出荷を適切に計画するには、直接出荷をサポートするサプライヤ・サイトを決定する直接出荷ソース・ルールをまず定義する必要があります。
これらは、購買元サプライヤとサプライヤ・サイト・ソースが設定されたソース・ルールです。 定義すると、品目および顧客事業所の様々な集計レベルに直接出荷ソース・ルールを割り当てることができます。 有効な品目レベルは、品目とカテゴリです。 有効な顧客事業所レベルは、顧客サイト、地域/ゾーンおよびすべての事業所です。 直接出荷ソース・ルールを割り当てるときには、どのサプライヤ・サイトがどの顧客サイトに直接出荷できるかを決定します。
直接出荷ソース・ルールは、非依存需要にのみ適用できます。 需要ソース階層は、直接出荷の場合に適用されます。 レベル1のルールが品目および顧客または顧客サイトに対して見つかった場合、そのルールが使用されます。 それ以外で、最上位レベルのルールがカテゴリ-顧客レベルに割り当てられている場合は、そのルールが使用されます。
次の表に、様々な需要ソース階層のランクを示します。
ランク |
需要ソース階層 |
---|---|
1 |
品目-顧客/顧客サイト |
2 |
品目-顧客 |
3 |
品目-需要区分 |
4 |
品目-リージョン |
5 |
カテゴリ-顧客/顧客サイト |
6 |
カテゴリ-顧客 |
7 |
カテゴリ-需要区分 |
8 |
品目 |
9 |
カテゴリ-リージョン |
10 |
カテゴリ |
11 |
顧客/顧客サイト |
12 |
顧客 |
13 |
需要区分 |
14 |
リージョン |
15 |
グローバル |
品目またはカテゴリにすでに割り当てられている直接出荷ルールが割当セットに含まれる場合、直接出荷されるとともに在庫組織にも出荷される品目またはカテゴリに組織固有のルールを定義する必要があります。 直接出荷需要のソース・ルールに転送元ソースまたは製造場所が含まれる場合、転送元ソースおよび製造場所は無視されます。 複数の購買元ソースが存在する場合、購買元ソースは100%になるよう再配分されます。
直接出荷ソース・ルールの作成
直接出荷ソース・ルールを作成するには:
-
グローバル・ソース・ルールを定義し、購買元のサプライヤ、サプライヤ・サイトおよびサプライヤ・ソース・システムを指定します。
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割当セットで、グローバル・ソース・ルールを品目またはカテゴリが含まれる割当レベルに割り当てます。 必要に応じてグローバル・ソース・ルールを顧客またはゾーンに割り当てますが、ルールを組織に割り当てることはできません。