カテゴリ共有
カテゴリの共有により、カテゴリまたはカタログ全体のカテゴリ階層の再使用が可能になります。 たとえば、春期および秋期の製品カタログを作成した場合、製品の多くは両方のカタログに表示されると考えられます。
両方のカタログに存在する製品は、カタログ間で共有される1つ以上のカテゴリに割り当てられることになります。 複数のカタログでカテゴリが共有できることで、カタログ・コンテンツを再利用できるようになり、カテゴリの複数のコピーを保守するために必要な手間を省けます。 参照によるカテゴリ共有の場合、ソース・カタログ内のカテゴリ構成はネイティブ・カタログの構成とは異なる可能性があります。
カテゴリは、参照による共有を使用して共有できます。
参照による共有
参照による共有とは、参照によってカテゴリをカタログに追加することです。 参照による共有では、カテゴリとそのカテゴリに割り当てられた品目を1つ以上のカタログに追加できます。 カテゴリが親カテゴリの場合、そのカテゴリの完全な階層が共有されます。 共有されるカテゴリと割り当てられた品目は、それらが追加されたカタログ内で読取り専用になります。 カタログの作成時に、参照による共有に使用する1つのソース・カタログを指定し、ソース・カタログから共有するコンテンツを制御するように共有コンテンツの値を設定することで、共有を有効にできます。 参照による共有を使用する利点は、ソース・カタログ・コンテンツを複数のカタログで共有し、1箇所(ソース・カタログ)で保持できることです。 さらに、参照されるコンテンツは複数のカテゴリで構成できます。 たとえば、完全なカテゴリ階層と共有コンテンツのカテゴリに割り当てられた品目は、カタログ内でも参照できます。
カタログの「カテゴリ階層」タブでは、階層内の各カテゴリが、折りたたみ可能な表内の行で表されます。 カテゴリの名前の横にあるアイコンの形状は、どのようにカテゴリが共有されているかを示します。 直接共有されたカテゴリには、フォルダ・アイコンのマークが付きます。参照によって共有されたカテゴリには、「カテゴリの共有」コントロールに使用されるアイコンのマークが付きます。 参照によって共有されているカテゴリは、ソース・カタログでのみ編集可能です。また、カテゴリと品目は、それらが共有されているターゲット・カタログ内では読取り専用になります。 カテゴリまたは完全なカテゴリ階層(品目割当を含む)は、参照によって共有できます。