移動時間

出荷を搬送元から搬送先に輸送するために必要な出荷方法および移動時間を定義できます。これにより、計画搬送日に到着するように初期出荷日を効果的に計算できます。

たとえば、フロリダからロンドンへの搬送元と搬送先の組合せを定義します。次に、出荷方法Airをそれに割り当て、3日間の移動時間を定義します。配送先ロンドンで2025年7月3日のリクエスト配送日のオーダーを受領すると、以前に定義した移動時間が最初の出荷日の決定に役立ちます。初期出荷日は、出荷が2025年7月3日の計画到着日に顧客に届くように、フロリダ州の倉庫から出荷される日付です。この場合、初期出荷日は、2025年7月1日のリクエスト搬送日の3日前と計算されます。配送料は、使用される出荷方法に基づいて適用されます。

次の側面は、将来使用するために移動時間レコードを作成する際に役立ちます:

搬送元と搬送先の組合せ
出荷方法割当

搬送元と搬送先の組合せ

搬送元と搬送先の組合せを定義すると、出荷を搬送する事業所間に出荷レーンを作成できます。これらの事業所は、倉庫やサプライヤ住所などの内部事業所、リージョンや国などの地理、またはアジア太平洋などの地理のグループであるゾーンです

ノート:

同じ組合せに対してオープン出荷が存在する場合、搬送元と搬送先の組合せの移動時間レコードは削除できません。

出荷方法割当

特定の搬送元と搬送先の組合せに出荷方法を割り当てる必要があります。たとえば、Express by Airです。搬送元と搬送先の組合せに複数の出荷方法を割り当てることができます。

出荷方法を割り当てた後、その特定の出荷方法を使用して、定義した搬送元と搬送先間で商品を輸送するために必要な移動時間を日数で指定できます。これにより、オーダーの受入時に出荷の初期出荷日を計算できます。

また、割り当てられた出荷方法を使用して毎日輸送可能な最大重量および容積容量を指定することもできます。また、費用が計算される単位あたりの費用と通貨も割り当てることができます。これにより、リクエスト搬送日までに出荷の搬送を計画できるようになります。