予測分散
予測分散を有効にすると、プランニング・プロセスによって、集計時間レベルの予測が日レベルに分類されます。 これは、予測分散と呼ばれます。 「プラン・オプション」ページの「供給」タブの「予測配賦および消込」サブタブに予測分散パラメータを構成します。
「予測分散」オプションを使用して、予測を均等に配布するか、予測をまったく配布しないかを決定します。
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予測の均等分散: 需要が週次や月次レベルなどの集計レベルで計画されている場合、プランニング・プロセスによって予測が日次バケットに分散されます。
選択した場合は、「予測分散カレンダ」ドロップダウン・リストからカレンダを選択し、消費バケットの開始日と終了日および稼働日を決定します。 予測は全作業日数で均等にしか分散できません。
たとえば、月次需要予測100があり、予測分散を有効にするとします。 月に20日間の営業日があります。 プランニング・プロセスでは、予測数量5が月の各営業日に分散されます。
- 予測を分散しない: プランニング・プロセスにより、予測が週次または月次レベルで保持されます。 プランニング・プロセスでは、週の最初の日または月の最初の日に予測が格納されます。
ノート: 製品データ・モデルまたはシミュレーション・セットで「丸め」品目属性を有効にできます。 これにより、分散される予測は必ず整数になり、割り切れない品目の計画に役立ちます。