アドホック検査

アドホック検査は、スタンドアロン検査とも呼ばれます。この検査はいつでも実施できます。

スタンドアロン検査では、親トランザクションなしで検査結果を収集できます。たとえば、作業オーダー工程、リソース、または在庫の組立品に対する検査結果を収集できます。

アドホック検査は、保守ランディング・ページ、品質管理ランディング・ページまたは作業実行ランディング・ページから、資産検査プラン、在庫検査プラン、リソース検査プランおよび仕掛品検査プランに対して作成します。

検査の作成時は、以下に従ってください。

適合検査プランが1つ以上ある場合は、その検査結果を収集するために使用するプランを選択します。
適合プランがない場合は、検査結果の収集時に対象となる検査特性を追加する必要があります。

使用できるプランがある場合でも、それらを使わずに、検査用の検査特性を追加することができます。また、プランを選択した場合でも、検査特性を追加できます。ただし、検査プラン内に定義された値に基づく仕様の範囲外にある測定値に対してのみ、問題が生成されます。

アドホック検査における処理ステータス

スタンドアロン検査で収集された検査結果には、処理情報が表示されます。ただし、その処理を実行する親トランザクションがないため、何の処理も開始されません。たとえば、どのユニットも製造工程で廃棄されることはなく、在庫品が廃棄されることもありません。