検査失敗時の問題レポート作成の設定
事前定義の問題レポート・タイプを使用して、検査が失敗したときに品質の問題ではなく、不適合の問題レポートを自動作成できます。
検査プロセス中に不適合がレポートされ、品質問題を作成するようにルールが構成されている場合、品質問題のかわりに事前定義タイプの問題レポートを作成できます。 検査からルールがトリガーされると、問題レポートが自動的に作成されます。 問題レポートは、検査およびその他の関連オブジェクト(資産、在庫、リソース、仕掛品、受入など)に自動的に関連付けられます。
ノート:
- 検査に障害または不適合がある場合に品質問題のかわりに問題レポートを作成するオプションを有効にするには、'ORA_ ENQ_INSP_CREATE _PR'のプロファイル・オプション値を「はい」に設定する必要があります。
- 'HIGH'、'MEDIUM'および'LOW'参照コードの優先度のマッピングは、すでに構成されています。 重大度の検査に追加された構成済の参照値がある場合は、EGO_CHANGE_PRIORITIES参照タイプに同じ値を追加する必要があります。
- 問題レポートが検査から作成され、重大度がORA_CRITICALの場合、問題レポートに正しい優先度が表示されるように、値「CRITICAL」をEGO_CHANGE_PRIORITIES参照タイプに追加する必要があります。
- プロファイル・オプション値はデフォルトで「No」に設定されています。
次の非適合問題レポート・タイプがサポートされています:
- 非適合 - 在庫
- 非適合 - リソース
- 非適合 - 受入
- 非適合 - 仕掛
- 非適合 - 資産
また、これらの問題レポート・タイプは、検査ワークフロー外のQuality Management作業領域から直接作成し、事前定義されたタイプを表示できるように「ソース」、「サプライヤ」、「顧客」および「製造業者」属性を構成することもできます。
考慮事項
- 検査からの問題レポートの作成では、問題レポート番号を自動シーケンス生成として構成する必要があります。
- 品質問題の重大度は、問題レポートの優先度にマップされます。 重大度の構成済オプションがある場合は、優先度と同じオプションも必ず追加してください。