保守作業オーダー工程の再順序付け方法
保守マネージャとして、連続して実行される後続の操作を再順序付けして、工程のリソースまたは資材の可用性を待機しないようにできます。 工程を再順序付けすると、作業の進行を継続しながら、作業オーダーの実行における遅延時間を回避できます。
5つの工程、10、20、30、40および50がある作業オーダーの例を考えてみましょう。 工程20、30および40は任意の順序で実行できるため、再順序付け可能工程として定義します。 工程10および50は、原価計上ポイント工程です。
保守マネージャとして、工程10の完了をレポートすると、再順序付け可能なすべての工程20、30および40が実行のために作業手配リストで使用可能になります。 工程20の実行に必要な資料が使用できず、工程30の実行に必要なリソースが使用できないとします。 したがって、次に操作40を実行し、進行を続けます。 これを行うには、再順序付け処理を呼び出す必要があります。
工程を再順序付けするには、次の手順に従います。
- 「作業手配リストのレビュー」ページで、再順序付け可能な工程がある作業オーダーを検索します。 再順序付け可能なすべての操作は、作業手配リストの視覚的なインジケータで識別されます。
- 再順序付けする作業オーダー工程を選択します。 たとえば、工程20です。
- 作業オーダー工程20の横にある「再順序付け」アイコンをクリックします。 工程を再順序付けするためのダイアログが開きます。
- 工程を次の工程として再順序付けする工程(工程40)を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「作業手配リストのレビュー」ページで、工程40は次の工程として実行順序2 で再順序付けされています。 また、工程の開始日および完了日がこの実行順序で再調整されるように、工程はバックグラウンドで自動的に再スケジュールされます。
棚卸ポイント工程と同様に、再順序付け可能な工程に対して、拒否または廃棄したり、検査を実行できます。
ノート:
FBDIを使用して工程の処理中に再順序付け処理を実行することはできません。