アセット履歴の表示方法

Oracle Maintenanceのアセットに対して実行されたすべてのトランザクションと、すべての統合アプリケーションを表示します。「アセットの編集」ページの「アセット履歴」タブを使用して、すべてのトランザクションを表示できます。

「アセット履歴」タブでは、フィルタ・パネルを使用して、期間、データ範囲、ソース・アプリケーションなどでトランザクションを検索できます。検索結果表には、次の詳細が表示されます:

属性	摘要
リファレンス	アセット・トランザクションの一意識別子です。「詳細の表示」ページにナビゲートする参照ハイパーリンクを使用して、トランザクションの詳細を表示することもできます。ただし、すべてのトランザクション詳細がサポートされるわけではありません。参照をクリックして、適切なトランザクション詳細ページにナビゲートします。これらの詳細にアクセスするには、この参照を表示するための適切なロールと権限がユーザーに必要です。たとえば、RMA受入のトランザクションを表示するには、次のものが必要です: 名前: 販売オーダーを表示コード: ZCS_VIEW_SALES_ORDE_PRIV 説明: 販売オーダーの表示を許可
日付	トランザクションが発生した日付。
Source	トランザクションが開始されたソース製品。ソースは次のとおりです: アセット・トラッキング共通作業実行分散オーダー・オーケストレーション在庫管理保守管理受入
タイプ	トランザクションのタイプ。 100を超えるトランザクション・タイプがあります。
グループ	トランザクションが論理的に属するグループ。検索および表示のエクスペリエンスを向上させるために、各トランザクションはグループ化され、検索のフィルタとして使用できます。 1つのトランザクションは、更新されるアセット属性に基づいて複数のグループの一部にできます。トランザクションがグループ化されるグループは次のとおりです: アセット変更: アセット属性変更: 事業所属性以外のアセット属性に対する変更によって生じたトランザクションが含まれます。アセット事業所変更: アセットの事業所属性に対する変更によって生じたトランザクションが含まれます。アセット関係: アセット・コンポーネントの変更によって発生したトランザクションが含まれます。これには、アセット階層の更新や部品の変更が含まれます。在庫および販売: 在庫: 製品コードがINVENTORYのすべてのトランザクションが含まれます。販売オーダー: 製品コードがOMであるすべてのトランザクションが含まれます。作業オーダーと検査: 作業オーダー: アセットに対して作成されたすべての保守および製造作業オーダーが含まれます。検査: 検査が記録されたすべての作業オーダーが含まれます。
ユーザー	トランザクションを実行したユーザーの名前。
詳細	トランザクションの詳細とともにスライド・パネルを開くアイコン。詳細パネルにドリルダウンして、トランザクションによるアセットの変更を表示します。「詳細」パネルには、トランザクションによって更新された属性のリストが、それらの属性の古い値と新しい値とともに表示されます。たとえば、アセットが保管場所から発行された場合は、アセット変更の事業所タイプ、事業所組織、事業所、保管場所などの属性があります。これらの属性は、トランザクションの前後の値とともに詳細パネルにリストされます。

アセット履歴の監査方法

共通の監査履歴機能を使用して、アセット・オブジェクトの属性を作成および更新することはできません。ただし、同様の機能は、アセット履歴表CSE_ASSETS_HISTによって記録されます。この表は、ほとんどの標準属性と、追加の(アプリケーション・コンポーザ)属性および拡張可能(定義可能フレックスフィールド)属性を示しています。監査履歴から除外される属性は、通常、アセットの耐用期間にわたって更新されることや、監査する必要がないことが想定されます。

さらに、主要なアセット属性の監査履歴がMaintenance Managementに含まれます - OTBIのアセット履歴リアルタイム・サブジェクト領域。分析を作成して、これらのキー・フィールドの古い値と新しい値を表示できます。