需要プランの予測プロファイル・オプション
需要プラン・オプションによって、需要、需要と供給、または販売と業務の計画実行の一部として含める予測プロファイルが決まります。
「プラン・オプション」ページの「需要」タブのOracle Fusion Cloudサプライ・チェーン・プランニング作業領域で、プランの予測プロファイル・オプションを定義します。 「需要」タブは供給プランには使用できません。
「予測プロファイル」リージョンで、プランの実行で使用可能にする予測プロファイルを選択します。 また、予測生成で使用する履歴データの量を指定することもできます。 プランを実行すると、予測プロファイルが指定した順序で実行されます。
統計的需要予測は、日、週、月などの様々な時間レベルで生成されます。 需要プランの場合は、「需要」タブの「予測タイム・レベル」フィールドで時間レベルを指定します。
ハイブリッド時間階層を使用する需要プランの場合、使用可能な予測時間レベルは、「スコープ」タブでプランニング・カレンダとして選択した階層のハイブリッド時間レベルの親レベルです。
販売および業務計画の場合、需要計画エンジンでは、週次、月次または四半期の時間レベルで統計的需要予測を生成できます。 「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブの「プランニング・タイム・レベル」フィールドでタイム・レベルを指定します。
その他のすべてのレベル・メンバーへの非主要顧客データの集計チェックボックス
非主要顧客のデータを、<zone name>:All Otherという名前のプレースホルダー・サイトまたはDefault:All Otherという名前のプレースホルダー・サイトに集計するには、このチェック・ボックスを選択します。 主要顧客のデータは、顧客サイト・レベルで格納されます。
非主要顧客のデータ集計機能の詳細は、「非主要顧客のデータの集計の概要」を参照してください。
このチェックボックスは、需要、需要と供給、および販売と業務の計画でのみ使用できます。 「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブでプランニング・レベル・プロファイルを選択した場合、需要プランのチェックボックスは無効になります。
入力メジャーおよび出力メジャー付きの予測プロファイル
「予測プロファイル」リージョンで、プランの一部として含める予測プロファイルを指定します。 予測プロファイルの入力メジャーまたは出力メジャーを編集することはできません。
事前定義済みの予測プロファイルを下の表に示します。
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予測プロファイル名 |
入力メジャー |
出力メジャー |
|---|---|---|
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予測出荷 |
最終出荷履歴 |
出荷予測 |
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イベント・アクティビティを含む予測出荷 (「プランニング・セントラル」または「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域では使用できません) |
最終出荷履歴 |
出荷予測 |
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製品ライフサイクルを含む予測出荷 (「プランニング・セントラル」作業領域では使用できません) |
最終出荷履歴 |
出荷予測 |
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予測記帳 |
最終記帳履歴 |
記帳予測 |
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イベント・アクティビティを含む予測記帳 (「プランニング・セントラル」または「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域では使用できません) |
最終記帳履歴 |
記帳予測 |
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製品ライフサイクルを含む予測記帳 (「プランニング・セントラル」作業領域では使用できません) |
最終記帳履歴 |
記帳予測 |
分析セット
分析セットは、予測プロファイルをプランのサブセットに適用するために使用されるオプションの基準です。
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分析セットを選択しない場合は、予測プロファイルがプランの全範囲に適用されます。
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分析セットを選択した場合、その分析セットによって定義されたプラン・スコープのサブセットのみに予測プロファイルが適用されます。
たとえば、特定の製品セットを含む分析セットがあり、予測プロファイルに対してその分析セットを選択します。 予測は、プラン内のすべての製品ではなく、分析セットとプランの両方に含まれる特定の製品に対して生成されます。
履歴バケット
予測プロセス中に使用する履歴データの量を定義します。 統計需要予測プロセスでは、このフィールドのバケット数を使用して、使用する履歴データの量を定義します。
履歴バケットは、プランの実行時に生成される需要予測に大きく影響します。 少なくとも12か月の履歴を使用しますが、18から36か月の履歴がベスト・プラクティスとなります。 履歴バケットを設定する場合、次の点に留意してください。
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履歴が長すぎると、プランの実行時間に影響し、予測と現在の需要パターンとの関係が薄くなります。
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1年未満の履歴は、季節分析に影響します。 これには、年次の季節調整と休日両方の影響が含まれます。
履歴バケット設定は、予測の生成時に使用される履歴の最大量です。 実際の量は、指定された品目と組織で使用できるデータによって異なります。 予測プロセスでは、品目および組織ごとに、使用可能なすべての履歴データが識別され、最初のプラスの需要ポイントより前に先行ゼロの需要が削除され、予測が生成されます。
履歴の開始日および終了日
プラン定義によって履歴終了日が決定されます。 履歴開始日は、終了日および履歴バケットに基づいて計算されます。
予測バケット
将来どこまでの需要予測を生成するかを示し、プランのプランニング範囲セットによって決定されます。
ロックされた予測バケット
需要プランの実行時に新しい予測を受け入れない履歴データの終わりからのバケット数を示します。
予測終了日
プランの実行時に生成される予測の終了日を示します。 最終日は、プランニング範囲および現在のプラン開始日に基づいています。