遅延販売オーダー日数パラメータ

「期日超過販売オーダー日数」パラメータは、収集実行日からさかのぼって、販売オーダーをOracle Fusion Cloudサプライ・チェーン・プランニングに収集する期間を決定するのに役立ちます。これは、「供給ネットワークの保守」タスクの「組織」タブで定義されます。

販売オーダーの期日が指定した期日超過日数内である場合、計画プロセスでは処理中のオーダーと出荷済のオーダーの両方が収集されます。

コレクションに対するこのパラメータの影響を理解する例を見てみましょう。この場合、「納期超過販売オーダー日数」は30に設定されます。期日が過去30日以内のオープンおよび出荷済の販売オーダーは、収集の実行時にプランニング・データ・リポジトリに収集されます。

次に、「期日超過販売オーダー日数」パラメータが設定されていない別の例を考えてみましょう。回収が実行されると、期日超過の処理中の販売オーダーは収集されません。ただし、期日が過去40日以内の出荷済販売オーダーは、デフォルト設定により収集されます。

パラメータの使用時に考慮すべき重要な点

「プラン・オプション」の編集ページの「供給」タブで「期日超過申請を含む」の「ソース」フィールドが「計画」オプションの値に設定され、「遅延需要バケット・タイプ」フィールドが「月」に設定されている場合は、「供給ネットワーク・モデルの保守」タスクのパラメータに設定された値が、必要な販売オーダーを収集するのに十分な大きさであることを確認する必要があります。

これを理解するための例を見てみましょう。 6月1日からすべての処理中の販売オーダーを収集し、収集が7月31日に実行されるとします。パラメータを31に設定し、「納期超過需要バケット・タイプ」が「月」に設定されている場合、回収では7月からのオープン販売オーダーのみが考慮され、6月は考慮されません。 6月からオープン販売オーダーを収集するには、パラメータを62に設定する必要があります。これにより、6月1日からのすべての処理中の販売オーダーがOracle Supply Planningで収集されます。