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割当セット、ソース・ルールおよび物流構成表

「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域の割当セットは、ソース・ルールと物流構成表を品目にリンクするために使用します。

ソース・ルール、物流構成表および割当セットを組み合せて使用して、サプライ・チェーン全体の資材の供給、製造および転送の方法を指定できます。

ノート:

このトピックは、「プランニング・セントラル」、「Sales and Operations Planning」、「Supply Planning」、「需要とSupply Planning」および「補充プランニング」作業領域にのみ適用されます。

ソース・ルールと物流構成表を作成するとき、品目の補充に使用する手段の摘要を作成します。 ただし、品目は定義フォームのいずれの場所でも指定されないため、定義したソース・ルールまたは物流構成表を後から品目または品目のグループに割り当てることができます。 割当セットは、特定の品目、カテゴリまたは組織をソース・ルールおよび物流構成表に関連付けるために使用します。

ソーシングを使用して、プランニング・プロセスのサプライ・チェーンを記述する必要があります。 そのためには、次の3つの構造を使用します。

  • ソース・ルール

  • 物流構成表

  • 割当セット

ソース・ルール

ソース・ルールと物流構成表によって、組織間の資材の移動が決定されます。 これらの組織には、サプライヤ、製造および物流施設が含まれます。

サプライ・チェーン・プランニング作業領域にナビゲートし、「タスク」ドロワーから「ソース・ルールの管理」をクリックして、既存のソース・ルールを作成または検索できます。 詳細は、「ソース・ルールの作成」を参照してください。

次の3種類のソースがあります。

  • 転送元: 組織間出荷機能によって、組織間の転送が行われます。 「組織」列にソース組織を入力します。

  • 製造場所: この内部組織で品目が製造されます。 「組織」列に製造組織を入力します。

    Oracle Replenishment Planningでは、製造場所ソース・ルールはサポートされません。

  • 購買元: 外部企業から品目を購入します。 「サプライヤ」および「サプライヤ・サイト」列のデータ入力は有効になっており、「組織」列は無効になっています。

配賦率およびランク: ランク内のすべてのソースの合計配賦率が100%になる必要があります。 ランクが最も高い(数値が最も小さい)ソースが、配賦において最も優先されます。 制約なし供給計画および補充計画では、ランク1のソースのみが考慮されます。 補充プランニングでは、ソーシング分割もサポートされていません。

物流構成表

資材が3つ以上の組織を通過する場合は、ソース・ルールよりも物流構成表のほうが、サプライ・チェーンのリンクを効率的に記述できます。 ただし、物流構成表で記述できる関係は、一連のソース・ルールで記述することもできます。 通常、ほとんどのユーザーは、物流構成表ではなくソース・ルールを使用します。 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域に移動し、「タスク」ドロワーから「物流構成表の管理」をクリックして、物流構成表を作成したり、既存の物流構成表を検索できます。

補充プランニングでは、ランク1の物流構成表のみがサポートされており、分割物流構成表はサポートされていません。

Sales and Operations Planningでは、物流構成表はサポートされません。

ノート:

名前にもかかわらず、物流構成表はソーシング関係の外向きバインド・タイプまたはプッシュ・タイプを説明しません。 ソース・ルールと物流構成表のいずれも、ソースから搬送先への資材のプルにのみ使用されます。

割当セット

割当セットは、ソース・ルールと物流構成表を品目にリンクするために使用します。 つまり、割当セットを使用して、ソース・ルール、品目および供給ノードをリンクします。 割当セットによって、サプライ・チェーン・プランに含まれる各品目の組織間のソーシングおよび転送リンクが作成されます。 代替割当セットを作成して、代替サプライ・チェーンをモデル化することもできます。 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域に移動し、「タスク」ドロワーから「割当セットの管理」をクリックして、割当セットを作成したり、既存の割当セットを検索できます。

詳細は、「割当セットの作成」を参照してください。

ソース割当階層

プランニング・プロセスでは、ソース割当階層を使用して、特定の品目の実際のソースが決定されます。 次のレベルで補充ソースを割り当てることができます。 具体的なソース割当は一般的な割当レベルよりも優先されます。 計画プロセスでソーシング割当が見つからない場合は、製造または購買品目属性を使用してソーシングが決定されます。

次の表に、供給ソース階層を示します。

ランク

品目またはカテゴリ

適用先

1

品目-組織

  1. ソース・ルール

2

カテゴリ-組織

  1. ソース・ルール

3

品目

  1. 物流構成表

  2. グローバル・ソース・ルール

4

カテゴリ

  1. 物流構成表

  2. グローバル・ソース・ルール

5

組織

  1. グローバル・ソース・ルール

6

グローバル

  1. 物流構成表

  2. グローバル・ソース・ルール

カテゴリ・レベルでソーシング割当を入力する場合、割当セットに関連付けられたカタログを使用して、使用可能なカテゴリのリストが決定されます。

販売オーダーおよび予測(非依存需要)の供給をソーシングする場合、オーダー納期回答およびプランニングではより詳細な階層が使用されます。 この履歴には、非依存需要のディメンションである需要区分、顧客および顧客サイトが含まれます。

次の表に、需要ソース階層を示します。

ランク

品目またはカテゴリ

1

品目-顧客/顧客サイト

2

品目-顧客

3

品目-需要区分

4

品目-リージョン

5

カテゴリ-顧客/顧客サイト

6

カテゴリ-顧客

7

カテゴリ-需要区分

8

品目

9

カテゴリ-リージョン

10

カテゴリ

11

顧客/顧客サイト

12

顧客

13

需要区分

14

リージョン

15

グローバル

需要ソース階層を使用すると、需要明細に需要区分の値が含まれている場合に、品目-顧客/顧客サイトまたは品目-顧客のソース・ルールが存在しないのに、品目-需要区分のルールが存在するときには、そのルールを使用して、需要明細の供給ソースが決定されます。

このソース階層を使用するとき、2つのルールが競合している場合は、より粒度の高いルールが使用されます。 割当セットに使用されるソースを確認するには、セット内で、次の必須パラメータを入力した後、「ソーシングの表示」ボタンをクリックします。

  • 割当セット

  • 組織

  • 品目

  • 日付

選択した品目、組織および日付の組合せに適用される割当がダイアログ・ボックスに表示されます。 複数のルールが適用される場合は、「アクティブなルール」がフォーム内でマークされます。