ポリシー比較表の管理の操作

このトピックでは、ポリシー比較計画の「ポリシー比較の管理」表の操作方法について説明します。

ポリシー比較表の管理

ポリシー比較計画の実行後、「ポリシー比較の管理」表には、品目とロケーションの組合せごとに既存のポリシー・パラメータと推奨されるポリシー・パラメータがリストされます。既存のポリシー・パラメータと推奨されるポリシー・パラメータ間の偏差の割合も示されます。

ポリシー・レビュー・ステータス列は、品目とロケーションの組合せに対するポリシーのステータスを示します:

ステータス	意味
自動受入済	偏差の割合がしきい値内にあったため、品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータが自動的に受け入れられました。このしきい値は、スコープの「ポリシー比較のしきい値率」フィールドに指定されました: 「プラン・オプション」ページのスコープ・タブの「拡張オプション」ダイアログ・ボックス。受け入れられるポリシー・パラメータは「補充ポリシー・パラメータ」表に表示でき、ポリシー比較計画にリンクされた統合補充計画または自動実行計画で使用できるようになります。
手動受入済	品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータを受け入れました。
レビュー予定	偏差の割合がしきい値を超えているため、品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータをレビューする必要があります。
レビュー済	品目とロケーションの組合せに対してレビュー対象ステータスであった提案されたポリシー・パラメータを確認しましたが、いずれも受理または変更されていません。
調整済	品目とロケーションの組合せに対して、提案されたポリシー・パラメータを手動で調整しました。
留保	ポリシー比較プランの最新の実行前に、品目とロケーションの組合せのポリシー・パラメータに対して行った調整が保持されています。スコープで「ポリシー・オーバーライドの保持」チェック・ボックスを選択したため、調整は保持されます: 「プラン・オプション」ページのスコープ・タブの「拡張オプション」ダイアログ・ボックス。このチェック・ボックスを選択すると、提示されたポリシー・パラメータと既存のポリシー・パラメータ間の偏差率がしきい値内であっても、調整が保持されます。保持されたポリシー・パラメータは「補充ポリシー・パラメータ」表に表示でき、ポリシー比較計画にリンクされた統合補充計画または自動実行計画で使用できるようになります。保持ステータスは、ポリシー比較プランに添付されたポリシー割当セットで指定された上書きの対象となる品目とロケーションの組合せの場合にも使用されます。このような場合、ポリシー比較は行われません。

ポリシー比較表の管理の操作

「ポリシー比較の管理」表を操作するには、次のステップに従います:

次のいずれかを実行して、ポリシー比較計画を開きます:
- 「プラン」の管理ページを使用してポリシー比較計画を開くには:
  1. タスク・パネル・タブのプランで、「プランの管理」を選択します。
    
    「プランの管理」ページが開き、使用可能な補充プランが表示されます。
  2. ポリシー比較計画を選択し、「アクション」 > 「オープン」をクリックします。
    
    ポリシー比較計画は別のタブで開きます。
- 計画パネル・タブの計画で、ポリシー比較計画を右クリックし、「オープン」を選択します。
  
  ポリシー比較計画は別のタブで開きます。
「オープン」ドロップダウン・ボタンをクリックします。

「表、グラフまたはタイル・セットのオープン」ダイアログ・ボックスが開きます。
「ポリシー比較の管理」表を検索して選択し、OKをクリックします。

「ポリシー比較の管理」表は、ポリシー比較計画の別のサブタブで開きます。
操作するセグメントを検索します。

検索を絞り込むには、ポリシー・レビュー・ステータス列のレビュー予定ステータスで行をフィルタします。

次のステップに従って、推奨されるポリシー・パラメータを調整、確認または受け入れます:

目的	ステップ
品目とロケーションの組合せのポリシー・パラメータを調整するには	品目とロケーションの組合せの行を選択します。調整された値のセルが入力可能になります。このステップは、レビュー対象または保持ステータスの品目とロケーションの組合せに対してのみ実行できます。編集するポリシー・パラメータに、調整された値を入力します。ポリシー・タイプがMin-Maxプランニングの場合は、最小値と最大値の両方に対する調整を指定する必要があります。品目とロケーションの組合せの最終ポリシー・パラメータが適宜調整され、ステータスが調整済に変更されます。
品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータをレビュー済としてマークするには	品目とロケーションの組合せの行を選択します。このステップは、レビュー対象ステータスの品目とロケーションの組合せに対してのみ実行できます。「アクション」 > 「レビュー済としてマーク」をクリックします。品目とロケーションの組合せのステータスがレビュー対象からレビュー済に変更されます。品目とロケーションの組合せに対する既存のポリシー・パラメータは変更されません。
検索後に表示される品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータを受け入れるには	「アクション」 > 「すべて受入」をクリックし、表示される警告メッセージでYesをクリックします。レビュー対象ステータスを持つ品目-事業所の組合せの場合、最終ポリシー・パラメータがそれに応じて更新され、ステータスが手動承認済に変わります。
選択した品目とロケーションの組合せに対して推奨されるポリシー・パラメータを受け入れるには	品目とロケーションの組合せの行を選択します。これらの品目とロケーションの組合せのステータスはレビュー待ちである必要があります。「アクション」 > 「提案されたポリシーの受入」をクリックします。それに応じて、品目とロケーションの組合せの最終ポリシー・パラメータが更新され、ステータスが手動承認済に変わります。

「アクション」 > 「ポリシー・メジャーの更新」をクリックして、提案されたポリシー・パラメータを手動で調整または受理した品目とロケーションの組合せのポリシー・パラメータを更新します。

リンクされた統合補充計画または自動実行計画が実行されると、品目とロケーションの組合せの更新済ポリシー・パラメータが有効になります。
「ポリシー比較の管理」表を保存します。

ポリシー比較機能の操作中に留意する点

ポリシー比較機能を使用するときは、次の点に注意してください:

品目とロケーションの組合せにポリシー・パラメータが存在しない場合、またはポリシー・タイプまたは単位(UOM)が変更された場合、推奨されるポリシー・パラメータは自動的に受け入れられます。
ポリシー比較プランに添付されたポリシー割当セットで上書きの対象となる品目とロケーションの組合せのポリシーは比較されません。
Min-Maxプランニング・ポリシーの場合、最小日数と最大日数または数量の両方について提示値と既存値の間の偏差率は、ポリシーが自動的に受け入れられるようにしきい値内である必要があります。
提案されたポリシー・パラメータを自動的に受け入れるためのしきい値は、慎重に設定する必要があります。しきい値を低いレベルで永続的に設定すると、ポリシー比較プロセスの効率が低下する可能性があります。低いしきい値から開始し、ポリシー比較機能の使用に慣れると、値を増やします。