取得原価調整
Oracle Cost Accountingでは、実際の取得原価で在庫を評価できます。 在庫への受入時に、在庫は税金および荷揚原価手数料を含む購買オーダー価格、または標準で評価されます。
標準原価と購買オーダー価格との間の差異は、購買価格差異として費用計上されます。
その後、買掛/未払金からインポートされた追加原価(請求書価格差異、換算レート差異、税率差異など)が、取得原価調整として適用することにより、在庫原価を調整するために使用されます。 在庫原価の調整は、原価方法に基づいて実行されます。
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実績原価(FIFO): 取得原価調整は手持在庫に適用されるとともに、販売オーダー出庫、作業オーダー出庫、転送などの消費トランザクションにも適用されます。
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平均原価: 取得原価調整は手持在庫にのみ適用され、消費された在庫に関する調整は原価差異に費用計上されます。
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標準原価: 取得原価調整は常に、搬送数量まで購買価格差異として費用計上されます。