タイム・ゾーンの設定
アプリケーションでは次のタイム・ゾーンが考慮されます。
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サーバー・タイム・ゾーン: アプリケーション・サーバーに構成されたタイム・ゾーン。 クラウド・サーバーの場合、このタイム・ゾーンは協定世界時(UTC)として設定されます。
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法的エンティティのタイム・ゾーン: 組織の法的エンティティが存在するタイム・ゾーン。 これは、法的エンティティにリンクされた法的住所の一部として定義されます。 トランザクションをこのタイム・ゾーンで計上する場合は、法的エンティティ定義で法的エンティティのタイム・ゾーンのチェック・ボックスを選択する必要があります。
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ユーザーの優先タイム・ゾーン: ユーザー・プリファレンスで定義されているタイム・ゾーン。 これは、UIで日付を入力したり、UIやレポートで日付を表示したりする場合の、ユーザーの優先タイム・ゾーンです。 構成されていない場合、このタイム・ゾーンはデフォルトでサーバーのタイム・ゾーンに設定されます。
ノート:
ユーザー優先タイム・ゾーンは、UIおよびレポートで日付を入力および表示する場合にのみ考慮されます。 このタイム・ゾーンは、様々な会計日の決定には使用されません。
在庫トランザクションと製造トランザクションのトランザクション日は、会計日とトランザクションが記録される期間を決定する際の、重要な入力の1つです。 各種の会計日は、有効化済および構成済のタイム・ゾーンに応じて、アプリケーションで定義または導出されます。 デフォルトでは、サーバー・タイム・ゾーンが使用されます。 ただし、法的エンティティのタイム・ゾーンが有効化されている場合は、日付の記録方法や様々な会計日の決定方法に影響します。