「ユーザー・アカウント・ロール・プロビジョニング」オプション
既存のユーザーは、現在のロール・プロビジョニング・ルールで指定されているとおりに、ロールを取得および喪失します。 たとえば、ユーザーはいくつかのロールを自身のために要求し、その他のロールを自動的に取得できます。 すべてのプロビジョニング変更は、デフォルトで処理されるロール要求です。
「ユーザー・アカウント・ロール・プロビジョニング」オプションを設定することにより、ロール要求に対して行われる内容を制御できます。 このオプションを設定するには、「企業HCM情報の管理」タスクを使用します。 次の表では、「ユーザー・アカウント・ロール・プロビジョニング」オプションの値について説明しています。
値 |
説明 |
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個人およびパーティ・ユーザーの両方 |
ロール・プロビジョニングおよびプロビジョニング解除は、個人とパーティ・ユーザーの両方に対して発生します。 この値がデフォルト値です。 |
パーティ・ユーザーのみ |
ロール・プロビジョニングおよびプロビジョニング解除は、パーティ・ユーザーのみに対して発生します。 個人ユーザーの場合、ロール要求はLDAP要求表に保持されます。この表でロール要求は抑制済として識別されます。 アカウント要求は処理されません。 |
なし |
個人ユーザーとパーティ・ユーザーの両方の場合で、ロール要求はLDAP要求表に保持されます。この表でロール要求は抑制済として識別されます。 アカウント要求は処理されません。 |
ユーザー・アカウントが作成されると、現在のロール・プロビジョニング・ルールに基づいてロールが自動的にプロビジョニングされます。 このプロビジョニングは、ロールがないユーザー・アカウントが自動的に休止されるために発生します。 ユーザー・アカウントの自動作成および関連付けられるロール・プロビジョニングは、「ユーザー・アカウント作成」オプションによって制御されます。