プロジェクトのカスタム・ロールの作成
プロジェクト・ジョブ・ロールによって、チーム・メンバーがページまたは作業領域で実行できるタスクが決まります。 各プロジェクト・ジョブ・ロールは、ジョブまたはエンタープライズ・ロールに関連付けられます。
事前定義済ジョブ・ロールがビジネス・ニーズに完全に対応していない場合は、事前定義済ジョブ・ロールに基づいて独自のジョブ・ロールを作成できます。 たとえば、企業では、アプリケーション機能へのアクセスに特定の制約がある追加のジョブ・ロールが必要になる場合があります。
新しいジョブ・ロールを作成するには、次のステップを実行します。
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にナビゲートして、次を実行します:
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既存のジョブまたはエンタープライズ・ロールのコピー
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機能セキュリティ・ポリシーの変更
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データ・セキュリティ・ポリシーの変更
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ロール階層の変更
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必要に応じて、設定および保守作業領域から次のいずれかのページを使用します。
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新しいジョブまたはエンタープライズ・ロールをプロジェクト・ジョブ・ロールに関連付けるには、「プロジェクト・ロールの管理」ページ。
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ユーザーのデータ・アクセスの管理ページで、個人とジョブ・ロールの組合せにセキュリティ・コンテキストへのアクセス権を付与します(ビジネス・ユニットや組織など)。
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事前定義済ロールは編集しないでください。 かわりに、要件が満たされるまで、事前定義済ロールをコピーし、不要な機能セキュリティ・ポリシーとデータ・セキュリティ・ポリシーを削除するか、新しい権限を追加します。 どちらの作業もセキュリティ・コンソールで実行できます。
例: プロジェクト・マネージャ・ロール
たとえば、事前定義済のプロジェクト・マネージャ・ジョブ・ロールには、プロジェクト予算管理権限が含まれます。 一部のプロジェクト・マネージャが予算を管理しない場合:
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セキュリティ・コンソールで、次の手順を実行します:
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プロジェクト管理職務ロールなど、作成するロールに最も近いロールをコピーします。 ジョブ・ロールに、ジュニア・プロジェクト・マネージャなどの一意の名前を指定します。
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機能ポリシーを編集して、予算管理を削除します。
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データ・セキュリティ・ポリシーを編集して、予算管理を参照するポリシーを削除します。
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ロールを保存して、新しいセキュリティ権限を作成します。
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「プロジェクト・ロールの管理」ページで、Junior Project Managerプロジェクト・ジョブ・ロールを作成し、新しいJunior Project Managerジョブ・ロールにマップします。
これで、ジュニア・プロジェクト・マネージャとしてプロジェクトに追加された個人は、新しいジョブ・ロールの職務に基づいて機能を実行できます。