個々のサプライヤ情報のセキュリティ
個人識別可能情報(PII)フレームワークを使用して、個人として分類されたサプライヤの税識別子を保護します。
PIIとは、個人の機密データを保護するためのOracle Fusion Applications内のフレームワークのことです。 ユーザーがそのようなデータを表示および保守するには、追加のセキュリティ権限が必要です。
事前定義済ジョブ・ロールであるサプライヤ管理者およびサプライヤ・マネージャには、個人として分類されたサプライヤの税識別子を保守するためのデータ・セキュリティ・ポリシーが含まれています。 これらのロールを持つユーザーのみが、個々のサプライヤの次の税識別子を表示および保守できます。
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納税者ID
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国民保険番号
個々のサプライヤは、「税組織タイプ」が「個人」または「外国の個人」のサプライヤであると定義されています。
これらのロールを持たない他のユーザーも、個々のサプライヤを検索したり、個々のサプライヤにアクセスすることは可能です。 しかし、これらのサプライヤの税識別子の表示および更新を行うことはできません。
同様のPIIデータ・セキュリティもサプライヤ登録およびサプライヤ・プロファイル変更管理フローで適用されます。 サプライヤ管理者とサプライヤ・マネージャのロールを持つユーザーのみが、個々のサプライヤの登録承認要求またはプロファイル変更要求の税識別子情報を表示および保守できます。
ノート:
税務登録番号は、サプライヤ登録およびプロファイル変更管理フローでPII属性として保護されます。 サプライヤ個人識別子PIIデータ・ポリシーを持つユーザーのみが、サプライヤ登録要求またはプロファイル変更要求の税務登録番号を表示または保守できます。