レガシー・アプリケーションからのユーザー・データ・インポート

就業者ユーザーのインポート・タスクを使用して、レガシー・アプリケーションからOracle Fusion Applicationsに就業者をインポートできます。このタスクには、設定および保守作業領域からアクセスできます。

既存のデータをバルク・ロードできるようにすることで、このタスクはOracle Applications Cloudのユーザーを作成して有効にする効率的な方法です。

就業者ユーザーのインポート・プロセス

就業者ユーザーのインポートは2段階のプロセスです。

「就業者ユーザーのインポート」タスクを実行すると、「スプレッドシート・ロードの開始」ページが開きます。「スプレッドシート・ロードの開始」ページで、「就業者の作成」スプレッドシートを生成し、入力します。データをスプレッドシートの列にマップし、すべての必要な属性を指定する必要があります。スプレッドシートが完了したら、スプレッドシートで「アップロード」をクリックして、バッチ・データのロード・ステージ表にデータをインポートします。
アップロード・プロセスによって、有効なデータ行がバッチ・データのロード・ステージ表にインポートされると、バッチ・データのロード・プロセスが自動的に実行されます。「バッチ・データのロード」は、外部ソースからOracle Fusion Human Capital Managementへのデータ・ロード用の汎用ユーティリティです。このプロセスでは、「バッチ・データのロード」ステージ表からのデータがOracle Fusionアプリケーション表にロードされます。

ユーザー・アカウント作成

アプリケーションは、インポートされたワーカーに対してOracle Fusionユーザー・アカウントを自動的に作成します。

デフォルトでは、ユーザー・アカウント名およびパスワードは、彼らのアカウントが作成されると自動的にユーザーに送信されます。このデフォルト・アクションは、次のように企業レベルで変更されていることがあります。

すべてのユーザー・ライフサイクル・イベントの通知を無効にできます。
新規ユーザー作成および新規アカウント作成マネージャ・イベントの通知を無効にできます。

ロール・プロビジョニング

ユーザー・アカウントが確立された後は、現在のロールプロビジョニング・ルールに従い、ユーザーにロールが自動的にプロビジョニングされます。たとえば、現在のルールで、すべての就業者に従業員抽象ロールがプロビジョニングするように設定できます。ロール・プロビジョニングは自動的に実行され、企業に対して無効にすることはできません。