作成または非アクティブ化したオブジェクトに対するグローバル検索のアクティブ化
Oracleは、検索が使用可能なすべてのアプリケーション・オブジェクトでグローバル検索をアクティブ化します。 この手順を使用して、過去に非アクティブ化したオブジェクトまたは作成したオブジェクトに対する検索をアクティブ化します。
検索は、作成したオブジェクトに対してのみアクティブ化でき、子オブジェクトに対してはアクティブ化できません。
アプリケーション・オブジェクトをグローバル検索で使用できるようにするには、次の手順を実行する必要があります。
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オブジェクトをアクティブ化します。
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オブジェクトを索引付けする頻度を指定します。
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オプションで、検索で索引付けされ、検索結果に表示されるフィールドのリストと順序を変更できます。
オブジェクトに対する検索のアクティブ化
例として、営業オブジェクトを見てみましょう。 オブジェクトに対して検索をアクティブ化するには、次の手順を実行します。
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「設定と保守」作業領域にナビゲートし、次の項目を使用します。
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オファリング: 営業
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機能領域: 営業基盤
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タスク: 検索ビュー・オブジェクトの管理
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検索を有効にするオブジェクトを選択します。
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「アクティブ化」をクリックします。
オブジェクトのステータスが「アクティブ」に変わります。
ヒント:システム・リソースを最大化するためにグローバル検索に必要のないオブジェクトを非アクティブ化してください。
索引付けの頻度およびスケジュールの設定
オブジェクトをアクティブ化したら、オブジェクト・レコードを索引付けする頻度を指定する必要があります。
オブジェクトの索引付けは、勤務時間外に日次で実行することをお薦めします。 パフォーマンスへの影響を最小限に抑えるために、オブジェクトごとに索引付けの時間をずらして設定してください。
索引付けして検索結果に表示するフィールドはすでに設定されているため、これらの指定はオプションです。
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オブジェクトの「表示名」リンクを選択します。
「検索ビュー・オブジェクトの編集」ページが表示されます。
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「索引付けスケジュール」リージョンで、「頻度タイプ」を選択し、必要に応じて、索引付けの実行間の日数と時間を入力します。 使用可能なシステム・リソースを最大化するため、索引付けのスケジュールはずらして設定することをお薦めします。
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「索引付けするフィールドと検索結果に表示するフィールドの指定」の項の説明に従って、アプリケーションで索引付けするフィールドと検索結果に表示するフィールドを変更できます。
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完了したら、「保存してクローズ」をクリックします
「検索ビュー・オブジェクトの管理」ページが再度表示され、このページで各オブジェクトの索引生成のステータスを監視できます。
スケジュールされた索引付けプロセスが初めて実行されたとき、またはオブジェクト内のフィールドのリストが変更されたときに、既存のすべてのレコードの完全な索引が生成されます。 それ以降、このプロセスでは、変更されたレコードのみが索引付けされます。
時間の経過に伴ってシステムに多数の非アクティブなレコードが生成された場合は、完全な索引を定期的に再生成することで、検索の効率を向上させることができます。 これを行うには、オブジェクトを選択し、「完全な再索引付け」をクリックします。
索引付けするフィールドと検索結果に表示するフィールドの指定
「検索ビュー・オブジェクトの編集」ページでは、アプリケーションによって索引付けするフィールドと検索結果に表示するフィールドを変更することもできます。 作成したフィールドを検索で使用できるようにするには、そのフィールドを索引付けする必要があります。
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「タイトル」フィールドおよび「固定コンテンツ」フィールドでは、検索結果に表示するフィールドとその順序を指定できます。
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「タイトル」は、各検索結果のリンク付きの見出しです。
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「固定コンテンツ」は、見出しの下に表示されるテキストです。
たとえば、「商談」という単語で始まるタイトルは、ユーザーがレコードにドリルダウンできるリンクです。 残りのフィールドは固定コンテンツです。
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「本文」フィールドには、アプリケーションによって索引付けされるフィールドがリストされます。 最も関連性の高いフィールドが、スペースが許すかぎり検索結果に表示されます。 「本文」フィールドには索引付けのためのすべての標準フィールドが含まれていますが、作成したフィールドを検索で使用できるようにする場合は、それらをリストに追加する必要があります。
変更を加えるには、「編集」(鉛筆アイコン)をクリックして、「検索ビュー・オブジェクトの編集」ウィンドウで変更を行います。