必須フィールド・プロパティの設定
必須プロパティを使用して、フィールドを条件付きで必須にできます。 たとえば、ディール登録という名前のカスタム・オブジェクトに「パートナ理由」フィールドが含まれているとします。
「パートナ理由」フィールドは常に必須フィールドとして表示されますが、パートナ・ユーザーのみに表示される必要があります。
次の例では、パートナ・ユーザーに対して条件付き必須フィールドとしてパートナ理由カスタム・フィールドを設定する方法を説明します。
フィールドを条件付きで必須にします
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ディール登録オブジェクトの「詳細ページ・レイアウト」セクションに移動します。
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「デフォルト・カスタム・レイアウト」を選択します。
「詳細レイアウト」ページが表示されます。 -
「パートナ理由」フィールドをクリックします。
「UIプロパティの編集」ページが表示されます。 -
「レイアウト・プロパティ」セクションで、「必須」プロパティのドロップダウン・リストから「式」を選択します。
プロパティの横に式ビルダー・アイコンが表示されます。 -
「式ビルダー」アイコンをクリックします。
「拡張式」ページが表示されます。 -
「スクリプトの編集」セクションに次の式を入力します:
def secCtx = adf.context.getSecurityContext() if (secCtx.isUserInRole('ORA_ZPM_PARTNER_SALES_REPRESENTATIVE_JOB')) return true else return false
ノート:フィールド・プロパティは、ページのレンダリング中に何度も評価されます。 これは、ここで入力する式がパフォーマンスに影響を与える可能性があることを意味します。 通常、フィールドを条件付きで必須または更新可能にする式を入力する場合は、オブジェクト関数を使用せずに、オブジェクト属性値は設定しないでください。
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「OK」をクリックします。
「UIプロパティの編集」ページが表示され、式が「必須」プロパティの横に表示されます。
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「保存してクローズ」をクリックします。
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「詳細レイアウト」ページで「完了」をクリックします。
「パートナの理由」フィールドが、パートナ・ユーザーの編集済レイアウトで必須フィールドとして表示されるようになりました。