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職務ロール・コンポーネント

このトピックでは、一般的な職務ロールのコンポーネントについて説明します。 職務ロールを作成する予定がある場合など、職務ロールの作成方法を理解する必要があります。

機能セキュリティ権限とデータ・セキュリティ・ポリシーが職務ロールに付与されます。 職務ロールは集計権限や他の職務ロールも継承できます。 たとえば、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールは、この図に示す構造を持っています。

この図は、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールが5つの集計権限を継承していることを示しています。 これらの権限は、「部門の管理」、「ディビジョンの管理」、「HCM情報の比較」、ポジションの表示、ポジションの保守です。

その集計権限に加え、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールには多くの機能セキュリティ権限とデータ・セキュリティ・ポリシーが付与されます。

データ・セキュリティ・ポリシー

「事業所の管理」、「アサイメント等級の管理」、「HRジョブの管理」など多くのデータ・セキュリティ・ポリシーが、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールに直接付与されます。 また、集計権限からデータ・セキュリティ・ポリシーを間接的に取得します。

各データ・セキュリティ・ポリシーには次が結合されています。

  • データ・セキュリティ・ポリシーが付与されるロール。 ロールには、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」などの職務ロール、ジョブ・ロール、抽象ロール、または集計権限を使用できます。

  • アクセスされている、アサイメント等級などのビジネス・オブジェクト。 データ・セキュリティ・ポリシーは、このリソースをテーブル名で識別します、PER_GRADES_Fはアサイメント等級を表します。

  • ビジネス・オブジェクトの固有のインスタンスへのアクセスを制御する条件(存在する場合)。 通常、条件は、HCMセキュリティ・プロファイルを使用して保護するリソースに指定されます。 それ以外の場合、ビジネス・オブジェクト・インスタンスはキー値で識別できます。 たとえば、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールを持つユーザーは企業内のすべての等級を管理できます。

  • データに対して許可されるアクションを定義するデータ・セキュリティ権限。 たとえば、「「アサイメント等級の管理」はデータ・セキュリティ権限です。

機能セキュリティ権限

「事業所の管理」、「アサイメント等級の管理」、「HRジョブの管理」など多くの機能セキュリティ権限が、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールに直接付与されます。 また、集計権限から機能セキュリティ権限を間接的に取得します。

各機能セキュリティ権限は、「等級の管理」ページや「事業所の管理」ページなど関連のページで構成されるコード・リソースを保護します。 一部のユーザー・インタフェースはデータ・セキュリティの対象ではないため、機能セキュリティ権限の中には同等のデータ・セキュリティ・ポリシーを持たないものもあります。

事前定義済の職務ロール

事前定義済の職務ロールは、1つのグループとして管理可能な権限の論理グループを表します。 これらの職務ロールは、実際のタスク・グループも表します。 たとえば、事前定義済「人事担当者」ジョブ・ロールは、「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールを継承します。 ワークフォース・ストラクチャへのアクセス権がない「人事担当者」ジョブ・ロールを作成するには、次を実行します。

  1. 事前定義済ジョブ・ロールをコピーします。

  2. コピーから「ワークフォース・ストラクチャ管理職務」ロールを削除します。