Oracle Platform Security Servicesの監査の有効化
ロール定義に加えられた変更およびユーザー・ロール割当の変更に関する監査情報を記録して後で取得できます。 この監査情報は、ユーザーが介入せずに格納されます。 このトピックでは、Oracle Platform Security Servicesの監査を有効にする方法と、監査レポートにアクセスする方法について説明します。
監査の有効化と無効化
デフォルトで、すべてのアプリケーションについて監査は無効化されています。 Oracle Platform Security Servicesの監査を有効にするには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、「監査ポリシーの管理」タスクを検索してクリックします。
- 「監査ポリシーの管理」ページで、Oracle Platform Security Servicesの「監査レベル」を「低 - クリティカルなイベントのみ」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックし、「監査ポリシーの管理」ページを閉じます。
Oracle Platform Security Servicesの監査を無効にするには、「監査レベル」を「なし」に設定します。
監査を管理するには、「監査ポリシーの管理」(FND_MANAGE_AUDIT_POLICIES_PRIV)機能セキュリティ権限が必要です。 事前定義された「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールには、この権限があります。
監査レポート
「セキュリティ - 監査リアルタイム」サブジェクト領域を使用して、Oracle Platform Security Servicesの監査データにアクセスします。 このOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)サブジェクト領域にアクセスするには、FBI_SECURITY_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY職務ロールが必要です。 事前定義されたITセキュリティ・マネージャ・ジョブ・ロールには、この職務ロールがあります。 このサブジェクト領域を使用して、Oracle Fusion Middleware Extensions for Applications製品のデータ・セキュリティ監査データをレポートすることもできます。