ロール・マッピングの編集に関するガイドライン
「ロール・マッピングの編集」ページで、ロール・マッピングを更新できます。 開始日と終了日、ロール・マッピング条件および関連ロールの変更は、現在のロール・プロビジョニングに影響する可能性があります。 このトピックでは、そのような変更が有効になるタイミングについて説明します。
ロール・マッピングを編集するには、「設定および保守」作業領域の「ロール・プロビジョニング・ルールの管理」タスクを実行します。
自動的にプロビジョニングされたロールの変更
自動的にプロビジョニングされたロールの変更は、次のいずれかが発生するとすぐに有効になります。
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「すべてのユーザーの自動プロビジョニング・ロール」プロセスが実行される。
このプロセスでは、現在のすべてのユーザー・アサイメントが現在のすべてのロール・マッピングと比較され、必要に応じてロール・プロビジョニングが更新されます。 ロール・マッピングを作成するか編集した後に、このプロセスを実行することをお薦めします。 また、ロード前に個人レコードにロール・マッピングが存在しない場合は、個人レコードを一括でロードした後にこのプロセスを実行する必要があります。
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人事(HR)担当者またはライン・マネージャが、ロール・マッピングの影響を受ける個々のユーザーの「ユーザー・アカウントの管理」ページまたは「ユーザーの編集」ページで「自動プロビジョニングの適用」をクリックする。
この処理では、ユーザーの現在のアサイメントが現在のすべてのロール・マッピングと比較され、必要に応じてユーザーのロールが更新されます。
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HR担当者またはライン・マネージャが、ロール・マッピングの影響を受けるユーザーのアサイメントを作成または更新する。
これらの処理により、ユーザーのロールが再評価されます。
要求可能ロールの変更
要求可能ロールに対する変更は、ただちに有効になります。 ロール・マッピングから要求可能ロールを削除するか、ロール・マッピング条件を変更する場合、次のようになります。
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現在ロールがあるユーザーは、それを保持します。
ライン・マネージャなどのユーザーは、他のユーザーに要求可能ロールを手動でプロビジョニングします。 すべての雇用関係が終了した場合のみ、ユーザーは手動でプロビジョニングされたロールを自動的に失います。 それ以外の場合は、手動でプロビジョニングを解除するまで、ユーザーは手動でプロビジョニングされたロールを保持します。
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他のユーザーにロールをプロビジョニングできるユーザーは、改訂されたロール・マッピング条件を満たしていないかぎり、これを行うことはできなくなります。
自己要求可能ロールの変更
自己要求可能ロールに対する変更は、ただちに有効になります。 ロール・マッピングから自己要求可能ロールを削除するか、ロール・マッピング条件を変更する場合、次のようになります。
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現在ロールがあるユーザーは、それを保持します。
すべての雇用関係が終了した場合のみ、ユーザーは手動でプロビジョニングされたロールを自動的に失います。 それ以外の場合は、手動でプロビジョニングを解除するまで、ユーザーは手動でプロビジョニングされたロールを保持します。
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ロールを要求できるユーザーは、改訂されたロール・マッピング条件を満たしていないかぎり、これを行うことはできなくなります。