個人セキュリティ・プロファイルのPersonタイプ
システムPersonタイプまたはそのユーザーPersonタイプに基づいて、個人レコードへのアクセスを保護できます。 たとえば、システムPersonタイプが従業員である就業者の個人レコードへのアクセスを保護できます。
Personタイプ別に保護する場合は、アクティブまたは休止しているアサイメントを持つ就業者の個人レコードにのみアクセスできます。 退職済就業者の個人レコードにはアクセスできません。 このトピックでは、Personタイプ別に個人レコードへのアクセスを保護する場合の、「アクセス」の値の影響について説明します。
制限付きアクセス
Personタイプ別に保護する場合に「アクセス」を「制限付き」に設定すると、セキュリティ・プロファイル内のその他の基準も適用されます。 たとえば、次の表に示す値を選択できます。
タイプ |
システムPersonタイプ |
アクセス |
---|---|---|
システムPersonタイプ |
従業員 |
制限付き |
システムPersonタイプ |
派遣就業者 |
制限付き |
さらに、同じ個人セキュリティ・プロファイルのマネージャ階層別に、個人レコードへのアクセスを保護する場合は、両方の基準セットが適用されます。 つまり、次のようになります。
-
ユーザーは、自分のレポート階層で、従業員と派遣就業者の個人レコードにアクセスできます。
-
ユーザーは、この個人セキュリティ・プロファイルを使用する場合、レポート階層の他のタイプの個人レコードと、レポート階層外の個人レコードにはアクセスできません。
すべてのアクセス
Personタイプ別に保護する場合に「アクセス」を「すべて」に設定すると、セキュリティ・プロファイル内のその他の基準が影響することはありません。 たとえば、「システムPersonタイプ」を「従業員」、「アクセス」を「すべて」に設定すると、ユーザーは企業内のすべての従業員にアクセスできます。 セキュリティ・プロファイルの他の基準がある場合、選択した就業者タイプでは無視されます。