読取り専用アクセスの提供
一部のユーザーにOracle HCM Cloudへの読取り専用アクセスが必要になる場合があります。 読取り専用モード(FND_READ_ONLY_MODE)プロファイル・オプションは、読取り専用アクセスを制御します。
このトピックでは、読取り専用モードを特定のユーザーに対して設定する方法について説明します。 次のような状況では、読取り専用アクセスが必要になります。
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ヘルプ・デスク担当者は、ユーザーのトランザクションを複製する必要がありますが、変更を保存する必要はありません。
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監査者は、規制のためにアプリケーション・データをレビューしますが、データの変更は許可されません。
読取り専用モード・プロファイル・オプションの設定
読取り専用モードをユーザーに対して有効にするには:
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「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用します。
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「管理者プロファイル値の管理」ページの「検索」セクションで、「プロファイル・オプション・コード」フィールドに「FND_READ_ONLY_MODE」と入力して、「検索」をクリックします。
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ページの「FND_READ_ONLY_MODE: プロファイル値」セクションで、「新規」アイコンをクリックします。
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プロファイル値の表の新しい行で、次の手順を実行します。
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プロファイル・レベルを「ユーザー」に設定します。
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「ユーザー名」フィールドで、ユーザーを検索して選択します。
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「プロファイル値」を「使用可能」に設定して、選択したユーザーに対して読取り専用アクセスをアクティブ化します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
ユーザーが次にサインインしたときにページ・バナーが表示されて、読取り専用モードが有効になっているために何も変更できないことが通知されます。