機密データ・アクセス監査
HCMレスポンシブ・ページでの機密データの表示を監査できます。 この情報を、ブラウザから機密データへのアクセスのコンプライアンスおよび監視に使用できます。
次の機密属性への読取りアクセスを監査できます。
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国別識別子番号
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パスポート番号
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運転免許番号
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個人自宅住所
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個人Eメール・アドレス
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個人電話番号
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その他の通信アカウント
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市民権番号
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ビザ番号、労働許可、滞在番号
「機密データ・アクセス監査」ページは、PER_VIEW_SENSITIVE_DATA_ACCESS_AUDIT_PRIVの権限コードを持つ機能セキュリティ権限を使用して保護されます。 これは事前定義済の「IT監査者」ロールに付与されます。 このページへのアクセスをカスタム・ジョブ・ロールまたは抽象ロールに許可する場合は、この機能セキュリティ権限をカスタム・ロールに付与する必要があります。
機能セキュリティ権限 |
事前定義済ロール |
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PER_VIEW_SENSITIVE_DATA_ACCESS_AUDIT_PRIV |
IT監査者 |
機密データ・アクセス監査
機密データ・アクセスの監査を有効にするには、「モバイルレスポンシブ機密データ表示監査使用可能」(ORA_HCM_SENSITIVE_DATA_VIEW_AUDIT_ENABLED)プロファイル・オプションをYに設定する必要があります。
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「設定および保守」 作業領域に移動します。
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「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
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ORA_HCM_SENSITIVE_DATA_VIEW_AUDIT_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果から選択します。
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次に、「プロファイル・レベル」を「サイト」に、「プロファイル値」をYに設定します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
ユーザー・セッションの機密データ・アクセス監査情報は、ユーザーがOracle HCM Cloudからサインアウトした後、またはセッションがタイムアウトした後、またはクリックした回数が20回を超えた後に使用できます。