プロセス・エラー後のレポートの実行
「タスク」タブの「給与フロー・パターン」UIで「処理の許可」オプションを使用すると、前のプロセスでエラーが発生した後にレポートまたはプロセスを実行できます。
給与フローに部分的なエラーがある場合、プロセスはエラー状態になり、先に進むことはできません。 フローを続行できるのは、エラーのあるタスクに対して修正処理を実行した後のみです。 「処理を許可」列の値を、前のタスクのステータスに関係なく、同じフローまたはクロス・フローで実行するフロー内の各タスクに対して「はい」に設定します。 フロー内のタスクは、「処理の許可」の値が「はい」に設定されていない手動タスクまたはチェックリストのタスクが発生するまで処理を続けます。
たとえば、給与計算フローにエラーのあるレコードがいくつかある場合は、レポートを実行して、発生したエラーを調査して理解できます。 レポートは次のように実行できます:
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単一のフロー内の個別のタスク。 たとえば、給与計算フローには、給与計算タスクの完了後にすべてのレポートを実行するための個別のタスクがある場合があります。 この場合、「給与の計算」タスク・エラーの場合、「レポート」タスクは実行できません。
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別々の流れ。 たとえば、すべてのレポートに個別のフローを設定でき、クロス・フロー対応を使用してこのフローを給与計算フローにリンクできます。 給与計算フローが完了すると、レポート・フローが開始されます。 給与計算フロー・エラーの場合、レポート・フローを実行できません。
前述のどちらの場合も、「給与の計算」タスクにエラーがある場合でもレポートが生成されるように、「レポート」タスクの「処理の許可」オプションを「はい」に設定します。 レポートを表示して、エラーを把握し、修正処理を実行できます。