手動昇格および同期プロセスの処理
昇格等級ラダーまたはレート同期の確認タイプが「手動」である場合のみ、処理を実行できます。
個人の更新を、個人として、あるいはグループとして受け入れることができます。 提示昇格および給与更新をただちに受け入れると、選択した個人について次の変更が適用されます。
- 個人のアサイメントに対する新しい等級またはステップの追加
- 個人の給与レコードに対する新しい給与額の追加
提示昇格および給与更新を、個人として、あるいはグループとして拒否できます。 また、特定のグループ内の選択した個人について提示昇格および給与更新を拒否してから、残りの個人に対する更新を受け入れることもできます。 提示を拒否してから考えが変わった場合、拒否を元に戻して提示ステータスを「未処理」に戻すことができます。
提示された更新をレビューする前にしばらく時間が経過すると、基礎となるデータが変更されている可能性があります。 新しい問題を捕捉するために、昇格および給与の更新を手動で受諾したときに、検証の一部が再実行されます。 プロセスの実行後に個人のアサイメントまたは給与レコードを変更すると、次のような状況でエラー・メッセージが表示されることがあります。
- 先日付の給与レコードを追加した場合、先日付の給与レコードが存在すると構成設定では更新が許可されません
- 提示給与と同じ日付の給与レコードを追加しました。 しかし、同じ日付に給与レコードが存在する場合、更新は構成によって許可されません。
- 先日付のアサイメントを追加した場合
- 提示昇格と同じ日付の等級ステップ・レコードを追加しました。 しかし、同じ日付に等級ステップ・レコードが存在する場合、更新は構成によって許可されません。
- 個人の給与ベースを変更する場合
たとえば、「確認タイプ」を「手動」に設定してプロセスを実行し、この個人に関するエラーがなかったとします。 6月25日付けの提示昇給および給与更新が存在します。 処理の完了後に、7月1日付けで給与レコードを追加しました。 「提示昇格および給与更新のレビュー」タスクに移動し、「受諾」処理を使用して個人のアサイメントおよび給与レコードを更新します。 基礎となるデータが変更され、先日付の給与レコードがあるため、提示を実行できないことを示すエラーが表示されるようになりました。