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実行残高の生成の自動化

実行バランスの自動生成を使用可能にして、バランス挿入を変更すると、実行バランスの生成フローが自動的に開始されるようにします。

その結果、給与計算結果および給与レポートには、常に正しい更新済の実行バランス値が表示されます。

実行バランス・ディメンション値を自動的に再計算できるようになりました。 バランス定義およびバランス挿入を作成または更新すると、実行バランス・ディメンションのバランス計算および格納済バランス値に影響する可能性があります。 「実行バランスの生成」プロセスでは、保存済実行バランス・ディメンションの無効なバランス値が再計算されるため、給与計算のパフォーマンスと精度が向上します。

「実行バランスの生成」フローでは、変更を加えたバランスのバランス・タイプIDの実行バランスが生成されます。

ノート:

実行バランスの生成は、バランス挿入の変更が属する国別仕様データ・グループと同じものに対して発行されます。

イベント・グループを作成し、それをイベント処理に関連付けます。この処理では、バランス挿入を変更したときに「実行バランスの生成」フローが自動的に実行されます。

1. HCMデータ・ローダーを使用してイベント処理を作成します。

2. 監視する変更のタイプを識別するイベント・グループを作成します。 単一のバランス・タイプ、すべてのバランスまたはすべての無効なバランスに対して、保存された実行バランス値を再計算します。

3. バランス挿入を変更したときに「実行バランスの生成」フローを自動的に実行するイベント処理にイベント・グループを関連付けます。

4. HCMデータ・ローダーを使用してイベント処理をロードします。 「イベントAction.dat」ファイルおよびEvent.Group.datファイルをロードします。

5. ファイルを正常にロードすると、「イベント処理グループ」ページから作成されたイベント処理およびイベント・グループを表示できます。 ローダー設定に基づいてバランス挿入の変更が発生すると、実行バランスの生成フローが自動的に発行されます。