給与関係ルール
HCM Cloudの国別仕様ごとに給与関係ルールを定義します。 このルールは、個人の給与関係が作成されるタイミングと方法を制御します。 Oracle HCM Cloudには、すべての国拡張機能の事前定義済給与関係ルールが用意されています。
Oracleで事前定義されていない国別仕様を構成する場合は、その国別仕様で使用する候補者を含むすべてのPersonタイプに対してマッピング・ルールを定義します。 「人事管理の国別仕様の構成」タスクでは、従業員などのPersonタイプのマッピング・ルールが作成されます。 このタスクを使用して、Oracleで事前定義されていないPersonタイプ・マッピング・ルールを作成できます。
この表では、国別仕様で使用可能な給与関係ルールに基づくアプリケーションの動作について説明します。
ルールに基づく雇用レコードの作成 |
アプリケーションの動作 |
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最終レコード |
アサイメントを作成すると、同じ個人タイプおよびPSUのアクティブな給与関係が検索されます。
「最終レコード」ルールは、英国などのローカライゼーションで使用されます。 |
存続期間レコード |
アサイメントを作成すると、同じ個人タイプおよびPSUの給与関係が検索されます。
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新規レコード |
アサイメントを作成すると、新規の給与関係が作成されます。 各給与関係は1つの勤務アサイメントに関連付けられています。 |
これらのルールは、個人が再雇用されたときにアプリケーションによって作成されるアサイメントを含む、すべての新規アサイメントに適用されます。