Digital Assistantの構成の概要
プロジェクト・ユーザーは、特定のユーザー・ロールを使用してOracle Digital Assistant (ODA)にアクセスします。 そのため、ユーザー・ロール(管理者、開発者、ビジネス・ユーザーなど)をロールに割り当てることができます。
デジタル・アシスタントをトレーニングし、チャネルを構成して、デジタル・アシスタントに関連付ける必要があります。 デジタル・アシスタントを設定したら、それをテストして、デスクトップおよびモバイル・デバイスで正しく動作しているかどうかを確認できます。
Oracle Digital Assistantアーキテクチャ
ODAプラットフォームは、デジタル・アシスタントと個々のスキル・チャットボットの開発をサポートします。 次の図は、ODAのアーキテクチャを示しています。

ODAプラットフォームには、ODAのアーキテクチャに関連する様々なコンポーネントを作成および構成するためのツールが含まれています。
- デジタル・アシスタントは、ユーザーが自然言語の会話で様々なタスクを実行できるようにする、AI主導のインタフェース(通常はチャットボットと呼ばれます)です。 これは、インテリジェント・ルーティングを使用して、1つ以上のスキル・チャットボットとのユーザー対応を調整する中心的なチャットボットです。
- スキル・チャットボットは、在庫のトラッキング、タイム・カードの送信、経費精算書の作成など、特定のタイプのタスクに焦点を当てた個々のチャットボットです。 自然言語処理を使用して、ユーザー・インテントを解決し、会話チャネルを介して送信されるメッセージから情報を抽出します。 デジタル・アシスタントにスキルを追加したり、チャネルに独自のスキルをデプロイできます。
- チャネル。デジタル・アシスタントまたは個々のスキル・チャットボットをFacebook、WeChat、モバイル、webなどのメッセージング・サービスにバインドするコネクタです。 1つのデジタル・アシスタントまたはスキルで複数のチャネルを構成できるため、異なるサービスで同時に実行できます。
- スキル・ストア。パッケージ化された様々なスキルとデジタル・アシスタントを提供します。 チャットボットの開発者および管理者は、ERP、CX、HCM向けのSaaSサービス・スキル・チャットボットなど、事前構築済のスキル・チャットボットをデジタル・アシスタントに追加します。