数値Formula関数
数値データの操作に使用できるFormula関数を次に示します。
ABS(n)
数値オペランドn
の大きさを正の数値として返します。 オペランドの値が正の場合、値は変更されずに返されます。 オペランドが負の場合、値の符号を逆転した正の数値が返されます。
例:
ABS (-17)
17が返されます。
FLOOR(n)
数値オペランドn
の整数部が返されます。 オペランドに小数点以下の情報が含まれる場合、FLOOR
はそれらの情報を破棄して整数を返します。
例:
FLOOR(35.455)
35が返されます。
GREATEST(n, n [, n] ...)またはGREATEST_OF(n, n [, n] ...)
すべてのオペランドを比較して、最大値を戻します。
LEAST(n, n [, n] ...)またはLEAST_OF(n, n [, n] ...)
すべてのオペランドを比較して、最小値を返します。
MOD(m, n)
m
をn
で除算した余りを返します。
POWER(m, n)
m
をn
乗した結果を返します。
ROUND(m [,n])
m
を四捨五入して小数第n
位までの値にします。 デフォルトの小数点以下の桁数は0です。
例:
ROUND(2.3401, 2)
2.34が返されます。
ROUND (2.3461, 2)
2.35が返されます。
ROUNDUP(m [,n])またはROUND_UP(m [,n])
m
を切り上げて小数第n
位までの値にします。 デフォルトの小数点以下の桁数は0です。
例:
ROUND_UP(2.3401, 2)
2.35が返されます。
ROUND_UP(2.3400, 2)
2.34が返されます。
TRUNC(n [,m])またはTRUNCATE(n [,m])
m
を切り下げて小数第n
位までの値にします。 デフォルトの小数点以下の桁数は0です。
例:
TRUNC(2.3401, 2)
2.34が返されます。