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就業者のFTE値の自動計算

常勤換算(FTE)値は、アサイメント勤務時間を標準勤務時間(通常、これがフルタイム就業者の勤務時間です)で除算した結果です。

たとえば、アサイメント勤務時間が10で標準勤務時間が40の場合、FTE値は0.25になります。 ユーザー・インタフェースでアサイメント勤務時間を編集すると、FTEが自動的に計算されます。 HCMデータ・ローダーを使用してアサイメント・レコードをロードするときに、アサイメント勤務メジャー・コンポーネントでFTE値を指定できます。 または、FTE値が自動的に計算されることを要求できます。 このトピックでは、FTE値の自動計算の要求方法について説明します。

FTE値の自動計算

Worker.datファイルですべてのアサイメントに対するFTE値の自動計算を要求するには、ファイルに次のSET命令を含めます。

SET CALCULATE_FTE Y 

この命令を含めると、次のルールが適用されます。

  • Worker.datファイルには、アサイメントに対するアサイメント勤務メジャー・コンポーネントは含めないでください。

  • Oracle HCM Cloudでは、アサイメントに対して、複数のアサイメント勤務メジャー・レコードは存在できません。

  • 関連する期間全体で、アサイメントに対して、アサイメント勤務時間と標準勤務時間の両方が存在する必要があります。 そうでない場合は、アサイメントに対するFTE値の計算が発生しません。

次の場合に、FTE値の自動計算が役立つことがあります。

  • アサイメント勤務時間を含む多数のアサイメント・レコードをロードします。

  • アサイメント勤務メジャー・コンポーネントでFTE値をロードしません。

.datファイルにSET CALCULATE_FTE Y命令を含めることによって、すべてのアサイメントに対するFTE値を生成できます。

ヒント:

データ・ロードは、FTE値の計算のみを目的として実行できます。 単に、SET CALCULATE_FTE Y命令を含むWorker.datファイルに、アサイメントのユーザー・キーを含めます。

SET CALCULATE_FTE Y命令はFTE値のみを生成します。 ヘッドカウント値は生成されません。